【POG】兄に先駆けてプロディガルサンが差し切り2連勝…芙蓉S

9月27日(日)、4回中山7日目9Rで芙蓉S(芝2000m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の2番人気・プロディガルサン(牡2、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.2(良)。

2着には半馬身差で1番人気・プランスシャルマン(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には3馬身差で7番人気・キャプテンペリー(牡2、美浦・岩戸厩舎)が続いて入線した。

ストロングタイタンが抜群のスタート。続いて、キャプテンペリーが2番手、ケンホファヴァルト、プランスシャルマン、ルノートル、プロディガルサン、最後方にロジストームという形。
キャプテンペリーが直線で先頭のストロングタイタンに競り駆ける。その後方に構えたプランスシャルマンが馬体を併せて先頭に立つ、そのまま抜けだしを図るが、後方で競馬を進めたプロディガルサンがジリジリと脚を伸ばし、ゴール手前で差しきって連勝を決めた。

勝ったプロディガルサンはこの後行われる神戸新聞杯に出走予定のリアルスティールを兄に持つ。無敗の連勝でOP勝利を飾り、今後は兄同様の活躍が期待されるところ。関東では新潟2歳Sの覇者ロードクエストがすでにホープフルSへの出走を発表している中、本馬がどのレースを選択するのか注目が集まる。

馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「放蕩息子」。

1着 プロディガルサン(蛯名騎手)
「フラフラ走ったり鳴いたりと荒削りですが、それで勝てるんですから素質は高いですよ。まだ隠しているものがありそうですし、これから心身ともに成長していってくれると良いですね」

2着 プランスシャルマン(岩田騎手)
「稽古で乗って、具合の良さは分かっていました。勝つ為には、もう1、2完歩ガマンした方が良かったかもしれません。それでも勝ち馬は強かったですし、結果は仕方ありませんね。この馬も力がありますよ」

3着 キャプテンペリー(大野騎手)
「前走は反応が鈍いところがあったので、今日は早目の競馬をしました。距離もこなしてくれましたし、良い内容だったと思います。操縦性がきくので、このくらいの条件は良いと思います」

4着 ルノートル(M.デムーロ騎手)
「今日はテンションが高かったですし、ずっとかかっていました。前走はすごい瞬発力を使えましたが、今日はそれを使えませんでした。距離が長かったですね。マイルくらいが良いと思います」

5着 パラノーマル(柴田大騎手)
「器用なタイプではないので、現状では広いコースが合っていると思います。まだ良化途上ですが、最後は良い脚を使っていますし頑張ってくれました」

芙蓉Sの結果・払戻金はコチラ⇒

プロディガルサン
(牡2、美浦・国枝厩舎)
父:ディープインパクト
母:ラヴズオンリーミー
母父:Storm Cat
通算成績:2戦2勝

プロディガルサン

プロディガルサン

プロディガルサン

プロディガルサン


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