【サウジアラビアRC】名手と息がピッタリ ブレイブスマッシュ

7日、土曜東京11レース・サウジアラビアRC(重賞)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、2歳未勝利(9/6・札幌・芝1500)1着のブレイブスマッシュ(牡2、美浦・小笠厩舎)は、横山典弘騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.1-52.5-38.7-12.5秒をマークした。

【小笠倫弘調教師のコメント】
「今日の追い切りは、ラクな手応えでジョッキーとも上手くコンタクトが取れていました。まだ変わってくる余地があると思います。これまでの競馬を見てもポテンシャルは高いと思います。右回りの走りも良いと思いますが、左回りの方がより競馬がしやすいのではないかと思います」

ブレイブスマッシュ

▲師がポテンシャルの高さを評価するブレイブスマッシュ



前走、アスター賞3着のシトロン(牝2、美浦・田中清厩舎)は、嘉藤貴行騎手を背に坂路コースで追われ、4F54.8-39.7-25.9-13.0秒をマークした。

【嘉藤貴行騎手のコメント】
「夏の新潟2歳Sを使った後は少し疲れがありましたが、今は疲れも見られませんし調子は良いですよ。この馬なりに出来ていますし、今日の追い切りの動きもすごく良かったです。右回り、左回りがそれほど気になるタイプではありませんが、未勝利で勝っているので東京コースは良いのではないかと思います。まだまだこれから良くなってきそうです」

シトロン


前走、2歳未勝利(9/12・中山・芝1600)1着のクラウンスカイ(牡2、美浦・小野次厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.5-52.0-38.6-13.9秒をマークした。

【小野次郎調教師のコメント】
「テンションが高い馬ですし、あまり稽古をやり過ぎると気持ちが入り過ぎてしまうので、そうならないように調整をしています。そのような仕上げで前走を勝てましたし、能力は高いと思います。まだ攻め切れないところもあってこれからの馬ですし、現状でどこまでやれるかですね」