【福島記念】ベスト条件で反撃ミラノ「積極的なレース運びを」

【マイルCS】本番でこそ真価を発揮する馬も？持続力血統にも注目！

提供：重賞トレンドジャッジ
11日、日曜福島11レース・福島記念(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、オールカマー11着のマイネルミラノ(牡5、美浦・相沢厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.3－52.4－39.4－13.7秒をマークした。

【相沢郁調教師のコメント】
「前走は良いペースで運べましたが、それで粘り切れなかったところを見ると中山の2200は長かったのかもしれませんね。今回は直線の坂が緩い福島に替わりますし、このコース条件はベストです。他に行きそうな馬もいますしハナにはこだわりませんが、積極的なレース運びをしてもらいたいですね」

マイネルミラノ


●前走、阿武隈S1着のバロンドゥフォール(牡5、美浦・久保田厩舎)は、石橋脩騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.4－51.9－38.2－13.1秒をマークした。

【池内助手のコメント】
「長期休養明けですし絶好調とまではいきませんが、ここを目標に乗り込んで良化してきています。今日の追い切りはジョッキーに乗ってもらって、良い動きを見せていたと思います。厩舎でも期待していた馬ですし、重賞でもやれると思っています。あまり馬場が渋ると良くなさそうですけど、差しが決まりそうな福島の最終週の馬場は良いと思います」

バロンドゥフォール


●前走、アイルランドT9着のステラウインド(牡6、美浦・尾関厩舎)は、蓑島靖典騎手を背に(レースでは北村友一騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、4F52.4－38.4－12.6秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「ここのところの競馬の感じもあったので、少し集中力を高められればと思って最終追い切りはウッドで短めの距離でやりました。初めてテンから出していった分モタモタするところもありましたが、しっかり反応してくれました。もっと頑張ってもらいたい馬ですし、福島は重賞で好走した舞台ですからね。先週末くらいから雰囲気も良くなっていますし、このまま良い状態で持っていければと思っています」

ステラウインド

軽快な脚捌きで先着を果たすステラウインド(奥)