【POG】マレボプールが1番人気に応える 兄は有馬記念2着

11月22日(日)、5回東京6日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の1番人気・マレボプール(牡2、美浦・中川厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.5(良)。

2着には1馬身1/4差で6番人気・ギャラクシーセレブ(牝2、美浦・加藤征厩舎)、3着にはハナ差で4番人気・スキャットエディ(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。

人気のピーエムルッカらが出遅れ。それを尻目にマレボプールがハナに立つと、スキャットエディ、ギャラクシーセレブも好位につける。その他の上位人気はアイアンヒロインが中団、ツクバキセキは後方に待機。
ゆったりとしたペースながら馬群は縦に大きく伸びると、直線を向いてマレボプール、ギャラクシーセレブが先に進出。じりじりとマレボプールが抜け出しリードを広げると、追撃を振り切って、そのまま粘り込んだ。2着にはラスト1Fから脚を伸ばしたギャラクシーセレブがゴール前で浮上した。

勝ったマレボプールの兄は日経新春杯、ダイヤモンドSと重賞を2勝。2008年の有馬記念では14番人気ながら2着に激走したアドマイヤモナーク。父のキンシャサノキセキは現2歳世代では、シュウジを筆頭にアドマイヤモラール、サイモンゼーレと重賞好走馬を輩出しており、好調の血統から新たな活躍馬の誕生となるか。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「コンゴ川下流域にある湖沼状の水域名より」。クラブでの募集総額は1800万円。

1着 マレボプール(石川騎手)
「スタートが速く、無理なく先手を取れました。余裕を持って、自分のペース。追い出してから息遣いが悪かったのですが、これから変わてくるでしょうね。奥が深いと思います」

2着 ギャラクシーセレブ(T・ベリー騎手)
「センスがいい。初戦からレース内容は上々だったし、すぐに勝てる馬だよ。1600mくらいが向いている」

4着 コスモリシャール(柴田大騎手)
「周りを気にする面を見せていましたし、初戦の戸惑いがあってエンジンのかかるのは遅かった。でも、いい走りをします。バネがあり、伸びやかですよ。将来が楽しみです」

5着 ベージョ(丹内騎手)
「がんばっています。使いながら良くなりますよ」

6着同着 アイアンヒロイン(田辺騎手)
「まだ非力。これからしっかりしてくれば」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

マレボプール
(牡2、美浦・中川厩舎)
父:キンシャサノキセキ
母:スプリットザナイト
母父:トニービン

マレボプール

マレボプール

マレボプール


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