好位追走テイエムタイホーが格の違いを見せる…タンザナイトS

12月6日(日)、5回阪神2日目11RでタンザナイトS(芝1400m)が行なわれ、松田大作騎手騎乗の2番人気・テイエムタイホー(牡6、栗東・鈴木孝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:20.7(良)。

2着には1馬身1/4差で3番人気・ミッキーラブソング(牡4、栗東・橋口弘厩舎)、3着にはハナ差で10番人気・マイネルエテルネル(牡5、栗東・西園厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたブラヴィッシモ(牡3、栗東・須貝尚厩舎)は5着に敗れた。

出遅れたブレイズアトレイル以外揃ったスタートを切った。そこからハナを主張したのはニザエモンで、そのあとをレオパルディナ、タガノアザガル、テイエムタイホー、マテンロウハピネスらが追い、少し間を空いて、中団グループにミッキーラブソング、マイネルエテルネルなど10頭がいるという展開となった。
3、4コーナー中間に差し掛かると中団グループにいた各馬が押し上げ始める。いざ直線に入ると、逃げていたニザエモンに代わって外に持ちだしたテイエムタイホーが先頭に立つ。後ろでマイネルエテルネルとミッキーラブソングが並んで懸命に追うも届かず。テイエムタイホーが押し切ってオープン2勝目を挙げた。

勝ったテイエムタイホーは3月に今回と同じ阪神競馬場で行われた準オープンの武庫川S、オープンの六甲Sを連勝。しかも六甲Sで負かした馬に、先日の京阪杯を制したサトノルパンがいるなど決して弱くない相手に完勝していた。その後はマイラーズC17着、休養を挟んで臨んだスワンSで9着と重賞の壁に阻まれていたが、オープン特別の今回は、再び格の違いを見せつける形となった。
馬主は竹園正繼氏、生産者は日高町の若林武雄氏。馬名の意味由来は「冠名+大砲」。

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テイエムタイホー
(牡6、栗東・鈴木孝厩舎)
父:ニューイングランド
母:マンダリンママ
母父:Lord At War
通算成績:38戦7勝

テイエムタイホー

テイエムタイホー

テイエムタイホー


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