【POG】外国産馬サバンナロードが直線抜け出しV!…中山新馬

1月10日(日)、1回中山3日目6Rで3歳新馬(芝1600m)が行なわれ、F.ベリー騎手騎乗の2番人気・サバンナロード(牡3、美浦・木村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:38.7(良)。

2着にはクビ差で3番人気・ダノンアイリス(牝3、美浦・尾関厩舎)、3着には2馬身半差で4番人気・コイスルキセキ(牝3、栗東・西園厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたスパツィアーレ(牝3、美浦・堀厩舎)は5着に敗れた。

クラシックスが先手を取って、前半3Fの通過が37.8秒と緩い流れ。サバンナロードは5番手集団の中、その内にダノンアイリスがつけて、人気のスパツィアーレは直後でこの2頭を見る形となる。4コーナーから徐々にペースが上がり、後方にいたコイスルキセキも大外からポジションを押し上げていく。直線に入るとサバンナロードが反応よく伸び前を捕らえて先頭に立つ。内から抜けてきたダノンアイリスがいい脚で伸びて1頭だけ差を詰めてくるが、先に抜け出したサバンナロードがそのアドバンテージを生かして押し切った。

勝ったサバンナロードは米国産馬。父は米G1・2勝を挙げているStreet Bossで、同産駒はこれが日本での初出走となった。馬主は吉田和美氏で、木村厩舎・外国産馬というとスワンS(G2)の勝ち馬アルビアーノの活躍が記憶に新しく、芝のマイルでデビュー勝ちを果たした本馬の一つの目標ともなりそうだ。生産者は米のMichaelSucher氏。馬名の意味由来は「サバンナの路」。

1着 サバンナロード(F.ベリー騎手)
「良いスタートを切って、良い位置で運べました。ペースがゆっくりだったことも良かったと思います。もしハイペースだったら苦しくなっていたと思いますし、現状ではマイルくらいまでが良さそうです」

2着 ダノンアイリス(尾関調教師)
「全体的に落ち着きがありましたし、ゲートも道中も上手くいったと思います。ジョッキーも、勝てなかったこと以外は満点の内容だったと言ってくれました。もうひと追いしても良かったかという仕上がりでこれだけ走れましたし、能力は見せてくれたと思います」

3着 コイスルキセキ(内田博騎手)
「前半はフワフワしていましたが、向正面でハミを取ってくれました。終いは良い脚を使っていますし、次に繋がる内容の競馬が出来たと思います」

4着 テイエムダークダン(柴田善騎手)
「まだ肉体的にも弱さがあるかという感じでしたが、気持ちが入るとしっかり動けるんでしょうね。良いものを持っていると思いますし、しっかりしてくれば楽しみです」

5着 スパツィアーレ(戸崎圭騎手)
「まだモタモタする感じがありますけど、終いは良い脚を使っていますし、レースを使いながら良くなってくると思います」

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

サバンナロード
(牡3、美浦・木村厩舎)
父:Street Boss
母:Trisha
母父:Forest Camp

サバンナロード

サバンナロード

サバンナロード

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