【POG】新成人・石川騎乗のパブロが鮮やか逃げ切り!…中山新馬

1月11日(月)、1回中山4日目3Rで3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の2番人気・パブロ(牡3、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:13.4(良)。

2着には3馬身差で1番人気・ボスキャットグレイ(牡3、美浦・上原厩舎)、3着には半馬身差で8番人気・アポロリュウセイ(牡3、美浦・岩戸厩舎)が続いて入線した。

バラバラのスタートから好ダッシュを決めたのがパブロ。直後にボスキャットグレイが付け、この2頭がレースを引っ張る。アポロリュウセイ、アカンパニスト、フォーエヴァーマンと続き、ペニーウェディングは中団を追走。馬群は縦長となり、展開がバラけたまま、パブロとボスキャットグレイが並んで直線へ。
長く続いた2頭のマッチレースは残り150mでボスキャットグレイを振り切ったパブロが徐々にリードを広げて、最後は3馬身差を付けて新馬勝ち。ペニーウェディングが3着争いまで迫るも、先行した3頭がそのまま粘り込む形で上位を独占した。

勝ったパブロは、この世代好調のキンシャサノキセキ産駒で、兄に2011年のニュージーランドTを勝ったエイシンオスマンがいる血統。有限会社シルクレーシングにて1500万円で募集され、騎乗した新成人・石川騎手は自らの門出を祝う1勝となった。
生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「人名より」。

1着 パブロ(手塚貴久調教師)
「初戦からいい勝ち方でした。いったん詰め寄られましたが、調教でも追っていいタイプだけに、また伸びるだろうと思っていましたよ。距離はマイルくらいまで大丈夫でしょう。ダートで結果がでましたが、血統的にもむしろ芝向きと見ています。放牧を挟んだ後は、違った条件を試したいですね」

3着 アポロリュウセイ(西田騎手)
「まだ気持ちが幼いですよ。良くなる余地はたっぷり。それで、ここまで走れましたし、先々が楽しみです」

4着 ペニーウェディング(吉田豊騎手)
「スタートはひと息だったけど、道中の走りはいい感じ。最後は脚を使っている。使えば変わるよ」

5着 カグラグレイス(田中勝騎手)
「前半はフットワークがバラバラ。でも、最後はよく伸びている。これから良くなるよ」

6着 プッシュアゲン(勝浦騎手)
「まだ緩いのに、終いはよく伸びた。走る馬だよ」

8着 アカンパニスト(大野騎手)
「現状でパサパサのダートは厳しかったですね。これから力を付けてきます」

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

パブロ
(牡3、美浦・手塚厩舎)
父:キンシャサノキセキ
母:ゲルニカ
母父:Luhuk

パブロ

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