【AJCC】ダービー2着馬サトノラーゼン「ひと追い毎に良くなってる」

20日、日曜中山で行なわれるAJCC(G2)の追い切りが栗東トレセンで行なわれた。

昨年のダービー2着馬サトノラーゼン(牡4、栗東・池江寿厩舎)は助手を背に坂路で1000万下のタイキプレミアムを0.6秒追走。4F53.9-40.1-25.2-12.1秒で駆け上がり僚馬に0.3秒先着した。

管理する池江泰寿調教師は「終いの伸びが良かった。ひと追い毎に良くなってきてるし、休み明けとしてはまずまず仕上がってきましたね」と良化をアピール。昨年秋のレースについては「菊花賞は不完全燃焼のところがあった、ワンペースの馬だし、前、前で運んだ方が良さそう。中山2200mという条件も合っていると思いますよ」と話した。

昨年は京都新聞杯を制してダービーではドゥラメンテの2着。そのドゥラメンテが戦線を離脱したため、世代トップを目指して最後の一冠に挑んだが、セントライト記念、菊花賞共に見せ場なく敗退。今回はそのセントライト記念と同舞台になるが、展開一つで突き抜ける力の持ち主であることは間違いないだろう。