【POG】調教の良さを生かしたヒーローメーカーが2馬身差V…京都新馬

1月31日(日)、2回京都2日目4Rで3歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、小牧太騎手騎乗の1番人気・ヒーローメーカー(牡3、栗東・森田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.8(重)。

2着には2馬身差で2番人気・チカリータ(牝3、栗東・小崎厩舎)、3着には3馬身差で6番人気・ショウサングランド(牡3、栗東・牧田厩舎)が続いて入線した。

外めの馬が好スタートを決める中、ベリースコールとピカデリーが並んで先行争い。メイショウトヅガワが差がなく続き、チカリータ、メイショウバラード、ダイシンザーゲも前へ取り付いて先団を形成する。人気のヒーローメーカーはちょうど中団、ソリッドボードは後方から鞍上がステッキを入れてポジションを上げていく。
ピカデリー、ベリースコール、メイショウトヅガワ、チカリータの4頭が並んで4コーナーを回って直線へ。コーナーワークでピカデリーが先に抜け出し、そこへチカリータと中団から脚を伸ばしたヒーローメーカーが迫るが、勢いに勝るヒーローメーカーが一気に後続を突き放して人気に応えた。

勝ったヒーローメーカーは、祖母に重賞2勝のクロカミ、近親に弥生賞を勝ったカミノタサハラ、レパードSを勝ったボレアス、東海Sなど重賞2勝のハードクリスタルらがいる血統で、2014年の北海道サマーセールにて270万円の手頃な価格で落札。昨年暮れに栗東へ入厩し、先週は古馬オープンのキョウエイアシュラに先着。最終追い切りでは坂路4F51.8秒の好タイムでパートナーを2秒近く千切る抜群の動きを見せ注目されていた。
馬主は林正道氏、生産者は日高町のシンボリ牧場。馬名の意味由来は「ヒーロー+父名の一部。父名より連想」。

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ヒーローメーカー
(牡3、栗東・森田厩舎)
父:エンパイアメーカー
母:スイートピグレット
母父:ブライアンズタイム

ヒーローメーカー

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