馬群の中をしぶとく伸びて制したのは9番人気サノイチ!…白嶺S

2月6日(土)、1回東京3日目11Rで白嶺S(ダ1600m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の9番人気・サノイチ(牡5、美浦・尾形和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.4(良)。

2着には1馬身1/4差で5番人気・イントロダクション(牝5、美浦・鈴木伸厩舎)、3着にはアタマ差で2番人気・ノボバカラ(牡4、美浦・天間厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたクライスマイル(牡5、美浦・大和田厩舎)は10着に敗れた。

外からノボバカラがダッシュよく飛び出していくが、人気のクライスマイルが積極的に内から並んでいく。メガオパールカフェとクラシックメタルが直後につけ、プラントハンター、サノイチと続き、淡々としたペースでレースが進む。イントロダクションは4コーナーを回るところでは最後方。
直線に入ると前はノボバカラとクライスマイルの2頭が並んで競り合いに。直後に居た先行集団は苦しくなりなかなか差が詰まらないが、その集団の中からサノイチが脚を伸ばす。ノボバカラがクライスマイルを競り落として先頭に立つが、外からサノイチがこれをかわして先頭でゴール。2着には大外からイントロダクションが飛び込んだ。

勝ったサノイチはサウスヴィグラス産駒で、兄にシゲルスダチがいる血統。昨年の10月に1000万下条件を勝ち上がってからは4、5、7着と馬券圏内に食い込むことができなかったが、今回は舞台がキャリア4勝のうち3勝を上げている東京コースに替わり、嬉しいオープン入りを果たした。
馬主はビジョンサラブレッドクラブ、生産者は日高町の豊洋牧場。馬名の意味由来は「人名より+1」。

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サノイチ
(牡5、美浦・尾形和厩舎)
父:サウスヴィグラス
母:エトレーヌ
母父:ブライアンズタイム
通算成績:26戦5勝

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