【POG】ゴール前でもう一伸びを見せたラヴィエベールが勝利…東京新馬

2月7日(日)、1回東京4日目5Rで 3歳新馬(芝1800m)が行なわれ、杉原誠人騎手騎乗の3番人気・ラヴィエベール(牡3、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.7(良)。

2着には半馬身差で4番人気・カルヴァリオ(セ3、美浦・大竹厩舎)、3着には3馬身差で5番人気・キセキノケイフ(牡3、美浦・根本厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたレッドアルソード(牡3、美浦・藤沢和厩舎)は6着に敗れた。

ややバラついたスタートを切った16頭。カルヴァリオ、キセキノケイフの先行争いに、外からラフォンテロッソが加わる。そのあとをペッシュカネル、ラヴィエベール、コンパクトモデルが続き、やや縦長の展開となった。
残り1000m近くになると、後方にいたゴーストノートやジュビレーションがポジションを押し上げていき、3、4コーナー中間でほぼ一団となって直線へ。
先頭は依然としてカルヴァリオで、リードを広げにかかる。ラヴィエベールが脚を伸ばすもなかなか差が縮まらない。このままカルヴァリオで決まりか、と思われたが、ラヴィエベールがもう一段ギアを上げ、ゴール前で差し切った。

勝ったラヴィエベールは母がフランスのG1サンタラリ賞を勝った名牝。調教では地味に映っていたが、実戦に入って良血の底力を示した形となった。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「人生は美しい(仏)」。

1着 ラヴィエベール(藤沢和雄調教師)
「なかなかしっかりせず、放牧に出したりしてデビューまで時間がかかりましたが、ようやく良くなってきたところです。次はもっと動けるでしょう。大きな馬でストライドも大きい。今後については状態を見て決めますが、もっと長いところがいいですよ」

3着 キセキノケイフ(丸山騎手)
「センスがいいですよ。稽古と同様、直線で右に張りましたが、能力も確かです」

6着 レッドアルソード(柴田善騎手)
「前半はフォームがばらばらな感じ。はまってくるのに時間がかかる。徐々に良くなるよ」

9着 イルミナーレ(武士沢騎手)
「まだ気性が幼いですよ。使って良くなります」

12着 ラフォンテロッソ(木幡初騎手)
「テンに行けるスピードがあります。器用さも感じます。もっと短い距離が合うと思いますよ」

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ラヴィエベール
(牡3、美浦・藤沢和厩舎)
父:ディープインパクト
母:コケレール
母父:Zamindar

ラヴィエベール

ラヴィエベール

ラヴィエベール

ラヴィエベール

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