【オーシャンS】エイシンブルズアイ差し切り!短距離王に名乗りをあげる!

3月5日(土)、2回中山3日目11Rで第11回オーシャンS(G3)(芝1200m)が行なわれ、石橋脩騎手騎乗の5番人気・エイシンブルズアイ(牡5、栗東・野中厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.5(良)。

2着には1馬身半差で4番人気・ハクサンムーン(牡7、栗東・西園厩舎)、3着には1馬身1/4差で8番人気・スノードラゴン(牡8、美浦・高木登厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアルビアーノ(牝4、美浦・木村厩舎)は5着に敗れた。

ハクサンムーンが抜群のスタートダッシュから先手を取り、サカジロロイヤルが2番手に。直後にネロ、スカイキューティー、カハラビスティー、ゴールドペガサスらが続き、エイシンブルズアイは11番手、スノードラゴンはその後ろ12番手からレースを進める。アルビアーノは今日は最後方から末脚に懸ける。
ハクサンムーンは前半3F32.7秒という淀みないラップを刻んだが、直線に入ってもその逃げ脚は衰えない。2番手集団からネロが差を詰めにかかるが、その外からエイシンブルズアイが一気に追い込んで2番手に浮上。粘るハクサンムーンとの一騎打ちとなり、3番手にはスノードラゴンが上がる。残り100mを切るところでエイシンブルズアイがハクサンムーンを捕らえ、先頭でゴールに飛び込んだ。

勝ったエイシンブルズアイは米国産馬。2歳時に新馬、白梅賞で2勝を挙げると、3歳時にはG1・NHKマイルCにも挑戦。3歳の夏からはスプリント戦を使われ、オープン競走を勝利。ここ2走はマイル戦に出走していたが、再びのスプリント戦となった今回で嬉しい重賞初制覇を果たした。同馬には高松宮記念の優先出走権が与えられ、群雄割拠のスプリント界にまた1頭主役候補が誕生した。
馬主は株式会社栄進堂、生産者は米のElijahBailey。馬名の意味由来は「冠名+標的の中心に大当たりすること」。

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エイシンブルズアイ
(牡5、栗東・野中厩舎)
父:Belgravia
母:Miss Fear Factor
母父:Siphon
通算成績:16戦5勝
重賞勝利:
16年オーシャンS(G3)

エイシンブルズアイ

エイシンブルズアイ

エイシンブルズアイ

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