【フィリーズR】8番人気の伏兵ソルヴェイグが直線抜け出し快勝!

3月13日(日)、1回阪神6日目11Rで第50回フィリーズレビュー(G2)(芝1400m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の8番人気・ソルヴェイグ(牝3、栗東・鮫島厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.1(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・アットザシーサイド(牝3、栗東・浅見厩舎)、3着にはハナ差で2番人気・キャンディバローズ(牝3、栗東・矢作厩舎)が続いて入線した。

キャンディバローズが好ダッシュから先手を取ってレースを進める。2番手にソーディヴァインがつけ、3番手の内にソルヴェイグ、外にワンダフルラッシュが位置取る。先行集団は密集し、10頭ほどが一塊になってレースを進めていく。アットザシーサイドはこの馬群の後方、11番手から。末脚に懸けるレースを選択した。
4コーナーを回り、キャンディバローズが最内で粘りこみを図る。しかしそのすぐ外からソルヴェイグが脚を伸ばし、残り200mを切るところで先頭に並びかける。3番手ではソーディヴァインが粘りこみを図るが、外に出されたアットザシーサイドが矢のような伸びでこれを交わして前に迫る。しかしこの後続の追撃を尻目に、ソルヴェイグが残り100mでキャンディバローズを競り落とすと、後続に1馬身以上のリードを保ってゴールに飛び込んだ。

勝ったソルヴェイグは近親に09年の高松宮記念3着のソルジャーズソングがいる血統。ここまでの5戦全てで1400m以下のレースを使われており、桜花賞では初めてのマイルに対応できるかどうかもカギとなる。しかし本馬は、現在牝馬クラシック戦線で一強との呼び声高いメジャーエンブレムと同じダイワメジャー産駒。女王と同じ父を持つ新星が、クラシックに向けて名乗りをあげた。
馬主は株式会社G1レーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「イプセンの戯曲「ペールギュント」に登場する金髪の美少女」。

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ソルヴェイグ
(牝3、栗東・鮫島厩舎)
父:ダイワメジャー
母:アスドゥクール
母父:ジャングルポケット
通算成績:5戦2勝
重賞勝利:
16年フィリーズレビュー(G2)

ソルヴェイグ
ソルヴェイグ
ソルヴェイグ
ソルヴェイグ
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