【皐月賞】3強撃破だ!ダイオウ友道師「スタミナと勝負根性はすごい」

14日、皐月賞(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行なわれた。

皐月賞トライアル・若葉Sでは直線1度は前に出た相手を差し返しての勝利を挙げたアドマイヤダイオウ(牡3、栗東・友道厩舎)。今日の追い切りは、先週強めに追ったということもあり、CWコースを4F59.6-43.2-13.7秒の軽めの調整。13日にはゲート試験にも合格し、大一番へ万全の態勢だ。

13日に行なわれた、友道康夫調教師の一問一答は以下の通り。

●鞍上が感じた見た目とのギャップ

-:アドマイヤダイオウについてお伺いします。前走はちょっとゲートの中で立ち上がるような仕草を見せていましたが、今日ゲート試験があったのですよね?

友道康夫調教師:今日ありまして、無事に合格しました。追い切りは明日、15-15ぐらいをやる予定にしています。

-:マカヒキとはまったく違うタイプの馬ですが、こちらも強い内容で3連勝中です。

友:タイプは違いますが、この馬も精神面はすごく落ち着いていて、なおかつ前回のような、並んでから負けないような勝負根性もあります。スタミナと勝負根性はすごいと思います。

-:マカヒキとは全然違う競馬で沸かしてくれるんじゃないかと、そんな期待もありますよね。

友:そうですね、しぶとく長い脚を使えるのでね、中山の坂を生かして、頑張ってほしいと思います。

-:1週前に51.5秒という時計も出ましたが、先週の調教についてお聞かせください。

友:先週初めて福永君に乗ってもらったのですが、しっかり負荷をかけてもらって、福永君には「パワー型な見た目と違って軽いフットワークでいい走りをする」と言ってもらいました。

-:両方兼ね備えていたりするのですかね?

友:そうかもしれないですね。

アドマイオヤダイオウ

-:この馬にとって、初の中山コースとなります。この辺りはどうお考えですか。

友:精神的にも落ち着いてる馬なので、輸送も大丈夫でしょうし、いつも一緒に調教しているマカヒキと一緒に行きますしね。大丈夫でしょう。

-:イメージとしては、ポジションはアドマイヤダイオウのほうが前ですかね。

友:先行してじわじわ粘ってほしいですね。

-:当日は雨の予報もありますが。

友:この馬に関しては、パンパンの馬場よりも渋って力の要る馬場のほうがいいと思います。

-:アドマイヤダイオウに関しても、たくさんのファンが応援しています。最後に抱負の方をお願いします。

友:初戦では負けたのですが、3連勝できていますし、今はとても具合がいいです。初の中山ですがいい競馬ができると思いますので、応援よろしくお願いします。