トピックスTopics
【京都新聞杯】切れ者オーディン 出世レースからでダービー狙う!
2016/5/4(水)
4日、京都新聞杯(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。東スポ杯2歳S、毎日杯を制したスマートオーディン(牡3、栗東・松田国厩舎)は、助手を背にCWコースで6F79.7-64.7-50.6-37.5-12.1秒という好時計。ダイワプロパー(古馬1000万下)と併せ、1秒追走の形だったが、直線で気合を付けられると矢のような伸びを見せ、ゴールでは逆に1秒先着し、全体時計も6F80秒を切っていながら終いを12.1秒でまとめる文句なしの動きを見せた。
この動きには管理する松田国英調教師も「先週のCウッドでラストを11秒台のラップを連続して走らせていますからね。今週は前に馬を置いて馬なりでやりました。うまく仕上がってきていますよ」と目尻を下げた。
昨秋の東スポ杯2歳Sを上がり3F32.9秒という極上の切れ味で快勝。今季初戦の共同通信杯は休み明けで折り合いを欠いたことと、やや太め残りだったことも堪えたのか6着と伸びあぐねる結果だったが、マイナス10キロと馬体も絞れた前走の毎日杯では、初コンビだった戸崎圭太騎手を背に自己最速を更新する上がり32.7秒をマークして快勝。世代屈指の切れ者ということをアピールした。
「コーナー4つの競馬になりますし、ダービーを見据える意味でも1~2角を上手に回ってこられるかを確認したいですね」と今回の課題を挙げた師だが、この京都新聞杯は00年アグネスフライト、13年キズナがここからダービーで優勝、12年トーセンホマレボシ、15年サトノラーゼンがそれぞれ3着、2着と勝ち馬が本番で好走している。東上最終便のここを勝ってダービーに挑みたいところだ。
スマートオーディンはCWで併せ馬を行い好時計をマーク
終いの伸びも文句なし。ダービーに向けて最後の刺客になりうる存在だ
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/4/18(木) 力が入る東京開幕週【柴田大知コラム】
- 2024/4/18(木) 【フローラS】ジャスティンミラノと同パターン!?急上昇の可能性を秘めた1頭
- 2024/4/18(木) 【フローラS】波乱続きの難解レース!巻き返し注意の激走候補
- 2024/4/18(木) 【フローラS】2週連続G1ヒット!今週も狙いたいイチオシ有力馬
- 2024/4/17(水) 【福島牝馬S】前走とは状態が違う!鞍上が語るウインピクシスの勝算
- 2024/4/17(水) 【フローラS】東京コースも問題なし!クリスマスパレードが無敗の重賞Vへ
- 2024/4/14(日) 【皐月賞】想いと共に駆け抜けた!無敗馬ジャスティンミラノがレコードで優勝
- 2024/4/14(日) 【アンタレスS】仁川に不屈の花が咲く!太宰啓介がミッキーヌチバナを勝利に導く