【CBC賞】8歳スノードラゴン鋭伸51.8秒「前半戦最大の目標をここに」

29日、CBC賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、北海道スプリントC3着のスノードラゴン(牡8、美浦・高木登厩舎)は、大野拓弥騎手を背に坂路コースで追われ、4F51.8-38.2-25.1-12.2秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「前走はもう少し体が減るかと思っていましたが、良い状態で使えました。不良馬場のなか、よく頑張ってくれたと思います。レース後は、厩舎に置いて調整してきました。レースの反動もなく順調です。今日は坂路で追い切りましたが、時計も良かったですしラスト1ハロンの動きも8歳に見えないくらいの良い動きでした。レース間隔もそれほどあいていないので、馬も出来ていますし好調をキープしています。

ハンデは見込まれたと思いますが、想定の範囲内です。通常なら時計のかかる中京開催ですし外差しもきくので、この馬に一番合っている条件だと思って前半戦最大の目標をここに設定していました。それだけに良い状態で送り出せますし、楽しみにしています」

スノードラゴン


前走、欅S1着のレッドファルクス(牡5、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F55.7-40.1-12.9秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「今日の追い切りはもう少し5ハロンの入りを速くはしたかったですけど、直線では体を大きく使って走れていましたし良い動きでした。このレースはあまり頭数が揃わなさそうな話が出ていましたが、本当に揃いませんでしたね。ハンデも56キロなら、この馬自身としては何の不安もありません。あまり高速馬場にならなければ芝でもやれると思いますし、もう少し雨が降ってくれればと思っています」

レッドファルクス