【ラジオNIKKEI賞】鞍上も好感触ミライヘノツバサ「雨の重馬場も歓迎」

29日、ラジオNIKKEI賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、皐月賞12着のミライヘノツバサ(牡3、美浦・伊藤大厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.0-53.8-40.1-13.2秒をマークした。

【伊藤大士調教師のコメント】
「これまでは前に行けていた馬が、皐月賞では前についていけませんでした。G1で相手が強かったですけど、もう1回乗せてもらいたい、と内田ジョッキーから言ってもらえたことは心強いですね。先週ビッシリやっているので今日は終いだけ確認する程度でしたが、良い動きだったと思います。

小回りコース自体は適性があると思いますが、開幕週で46秒台の決着になると分が悪いかもしれません。この馬もすごく得意というわけではありませんが、他が苦にするようなら雨の重馬場も歓迎です。ハンデ53キロは恵まれた感じがしますし、ここは3歳馬同士でどんな競馬が出来るかですね」

ミライヘノツバサ


前走、3歳500万下(5/28・東京・芝1800)1着のピックミータッチ(牡3、美浦・藤沢和厩舎)は、杉原誠人騎手を背に坂路コースで追われ、4F54.7-39.1-25.2-12.4秒をマークした。

【杉原誠人騎手のコメント】
「今日の追い切りは併せ馬でやりましたが、馬が気分良さそうに走っていました。勝った前走と同じくらいの状態をキープ出来ています。元々能力は高い馬ですが、我の強いところがあるのでその辺りには気を付けて調整しています。稽古でそういう面は見せませんが、レースでは先頭に立つとフワッとする面を見せるので、その辺りには気を付けたいです。小回りコースも良いと思いますし、スタートを決めて流れに乗れれば楽しみです」

ピックミータッチ