【アメリカJCC】複勝率80%抜群の信頼度データに当てはまる1頭…うまスクエア
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桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯を勝った名牝ファレノプシスが死亡
2016/7/7(木)
1998年の桜花賞、秋華賞、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスが1日の夜にくも膜下出血のために死亡していたことが明らかになった。21歳だった。同馬はキタサンブラックを管理する清水久詞調教師が調教助手時代に担当を務め、1997年11月に阪神でデビュー。ダートで2連勝したあとエルフィンSも快勝。無傷の3連勝でクラシックの有力候補に名乗りを上げた。4戦目のチューリップ賞で4着と敗れ、連勝は3で止まったが、武豊騎手に乗り替わった桜花賞を勝ってクラシックの大舞台で重賞初制覇を飾った。続くオークスは3着と敗れ2冠達成はならずも、秋はローズS、秋華賞を連勝。この年の最優秀4歳牝馬に選出された。
古馬となってからは順調さを欠いて、目立つ活躍がなかったが、当レース限りでの引退を表明して臨んだ2000年のエリザベス女王杯で約2年ぶりの勝利を挙げて有終の美を飾り引退。2000年度の最優秀5歳以上牝馬に選出された。
母としては、まだ活躍馬を送り出せないでいるものの、後継牝馬には恵まれ、半弟にダービー馬のキズナ、アメリカで重賞を勝ったサンデーブレイク、いとこにビワハヤヒデ、ナリタブライアンといった活躍馬が多くいる血統から、大物の登場が待たれる。
ファレノプシス(牝21)
父:ブライアンズタイム
母:キャットクイル
母父:Storm Cat
通算成績:16戦7勝
重賞勝利:
00年エリザベス女王杯(G1)
98年秋華賞(G1)
98年桜花賞(G1)
98年ローズS(G2)
【(株)ノースヒルズ代表・前田幸治氏のコメント】
「生産馬として初のG1優勝を成し遂げてくれたファレノプシスが亡くなり、とても寂しく残念に思っています。彼女は「胡蝶蘭」という名の通り、現役を退いて母となってからも、美しく気品に溢れていました。彼女の弟達には、サンデーブレイクやキズナなど、私共牧場に新たな歴史を加えてくれた競走馬達がいます。彼女の産駒も、当歳が誕生しておりますので、未来に夢を繋いでくれると信じています。引退してからも、牧場に多くのファンの方が会いに来てくださいました。これまでの温かなご声援に心より感謝申し上げます」
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