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【小倉記念】ブービー人気クランモンタナが40戦目で嬉しい重賞初制覇!
2016/8/7(日)

8月7日(日)、2回小倉4日目11Rで第52回小倉記念(G3)(芝2000m)が行なわれ、和田竜二騎手騎乗の11番人気・クランモンタナ(牡7、栗東・音無厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.0(良)。
2着にはクビ差で4番人気・ベルーフ(牡4、栗東・池江寿厩舎)、3着には半馬身差で5番人気・エキストラエンド(牡7、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダコール(牡8、栗東・中竹厩舎)は4着に敗れた。
メイショウナルトが好スタートを決めてそのままハナへ。押してクランモンタナが2番手に付け、ウインリバティ、テイエムイナズマが先団を形成する。サトノラーゼンは中団のインでじっくりと脚を溜め、ダコールはそれをマーク。ベルーフ、アングライフェンは後方からレースを進める。
前半の1000mを過ぎたところでアングライフェンが一気に進出。逃げるメイショウナルトに和田騎手のクランモンタナが激しくステッキを入れて詰め寄り、外を上がってきたアングライフェンと並ぶように4コーナーを回ると、メイショウナルトが力尽きて後退。代わって先頭に立ったクランモンタナにマーティンボロ、ベルーフ、ダコール、エキストラエンドらが伸びてくるが、鞍上のゲキに応えたクランモンタナが後続の追撃を抑え先頭でゴールした。
勝ったクランモンタナは、デビュー40戦目で嬉しい重賞初制覇。兄に皐月賞馬キャプテントゥーレがいる良血で、早くから期待の大きかった馬だが、オープン入りは5歳の夏。昇級初戦の新潟記念で2着と好走するも、その後はオープン特別で3着が1度あったきりで、前走の鳴尾記念では13着と大敗していた。この小倉記念は昨年後方から追い込んで僅差の4着と健闘。今年はテン乗りの和田騎手が3コーナーから気合を入れ通しの闘志溢れる騎乗で鮮やかな変わり身を見せた。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「スイスにある高級スキーリゾート地名」。
小倉記念の結果・払戻金はコチラ⇒
クランモンタナ
(牡7、栗東・音無厩舎)
父:ディープインパクト
母:エアトゥーレ
母父:トニービン
通算成績:40戦6勝
重賞勝利:
16年小倉記念(G3)


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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