【POG】デリスモアら土曜阪神6Rトレセン直送トーク

●9月10日(土) 4回阪神1日目6R 2歳新馬(芝1400m)

2枠2番に入ったワークフォース産駒のデリスモア(牝2、栗東・大久龍厩舎)は、母が重賞2勝のアルティマトゥーレ、祖母エアトゥーレ、曾祖母スキーパラダイスと遡る良血馬。攻め馬でも先月25日に坂路で51秒台、1日にはM.デムーロ騎手を背に水準の時計をマークしている。

大久保龍志調教師は「小柄な牝馬だし、今週はサッとやったぐらい。いいスピードがあって、追ってからの反応がいい。センスが良さそうな馬ですよ。初戦からチャンスがあると思います」と新馬勝ちに期待を寄せている。

攻めの良さでは5枠5番のダイワメジャー産駒イリスファルコン(牝2、栗東・安田隆舎)も坂路で再三好時計をマーク。最終追いは終いを流す程度だったが、ラスト1F12.0秒と軽快に動いて見せた。

安田翔調教助手は「ケイコをやるごとに動きはピリッとしてきました。ただ、小柄(400キロ台)で少しカイ食いが安定しない面がある。そこがレースでどう出るか」と慎重な構えだが、兄に現役オープンのメイショウライナー、母系にはオークス2着のナナヨーウイング、忘れな草賞を勝ったナナヨーストームの姉妹やマーチSを勝ったナナヨーヒマワリがいる底力のある血統。長い目で見たい1頭だ。