【POG】マイネルアムニスが断然人気に応えてデビュー勝ち!…中山新馬

マイネルアムニス

10月1日(土)、4回中山7日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の1番人気・マイネルアムニス(牡2、美浦・畠山吉厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.8(良)。

2着には1馬身3/4差で4番人気・メーティス(牝2、美浦・金成厩舎)、3着には1馬身半差で5番人気・トルマリ(牝2、美浦・高橋裕厩舎)が続いて入線した。

バラついたスタートからユトリチャンがハナを切る。メーティス、マイネルアムニスが追走し、この3頭が後ろを引っ張る形。前半3Fが34秒3とまずまずのペースで、馬群は縦長に。ユトリチャンが先頭、直後にメーティスが良い手応えで迫り、レースは4コーナーを回って直線へ向く。

手応え良くメーティスがユトリチャンを交わしにかかるが、ユトリチャンも渋とく粘る。坂下でようやく捕えて先頭に立つが、その直後に付けていたマイネルアムニスが一気に襲いかかり、前の2頭を捕えて先頭ゴールイン。2着に先に抜け出したメーティス、3着には最後に伸びてきたトルマリが突っ込んだ。

勝ったマイネルアムニスの半兄、Protectionistは豪州のメルボルンCを勝利しているステイヤーだが、この馬は父が短距離型のMizzen Mastに替わり、1200mで良いスピードを見せつけた。父の産駒には仏1000ギニーを制したFlotilla、日本での産駒に兵庫ジュニアグランプリを制したトロピカルライトがいる。
馬主は株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は米のDr.ChristophBerglar。馬名の意味由来は「冠名+海流(ラテン語)。父名より連想」。

1着 マイネルアムニス(畠山吉宏調教師)
「エンジンがかかるまで時間がかかりましたが、ラストは能力の差。いい勝ち方ができました。調教は時計を求めていなくても、しっかり動けましたよ。この時期の2歳で終い1ハロン11秒台をマークできる馬はそういません。兄のプロテクショニストはメルボルンCに勝っていますが、父ミズンマストの血が出ているんでしょう。この条件もこなせます。ダートを含め、適性を探っていきたいですね。このレースぶりなら、距離も延ばしていけるでしょう。6月の新馬を目指しながら、深管に不安があり、ここまで待ちました。いまは大丈夫でも、坂路だけで仕上げましたし、今後も大切に使っていきたいですね」

4着 ユトリチャン(的場騎手)
「試験からゲートのセンスは良かったですし、実戦もリズム良く運べました。勝ち馬は強かったですね」

5着 アロ(江田照騎手)
「360キロ台の体なのに、返し馬でもそんな小さく感じなかった。フットワークが大きい。気持ちも前向きで、軽い走りをするよ」

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