【POG】関西馬ジョーストリクトリがゴール前で末脚伸ばして快勝!…東京新馬

ジョーストリクトリ

10月23日(日)、4回東京7日目4Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、松岡正海騎手騎乗の2番人気・ジョーストリクトリ(牡2、栗東・清水久厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.1(良)。

2着には1馬身3/4差で7番人気・ブライティアサイト(牝2、美浦・栗田博厩舎)、3着には1馬身差で3番人気・ホープフルスター(牡2、栗東・中竹厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたロジブリランテ(牡2、美浦・国枝厩舎)は4着に敗れた。

ジョーストリクトリが好スタートを切って、馬なりで先行。3コーナーでブライティアサイトが交わしてハナに立つ。人気のロジブリランテ、ミラクルゲートは中団を追走。ホープフルスターは後方2番手からの競馬となった。
直線に向いて、外からマリーナプリンセスが先頭に立つが、直線半ばで内からブライティアサイトがもう一度盛り返して先頭を奪い返す。押し切り態勢に入るが、外から追い込んで来たのがジョーストリクトリで、一完歩ずつ差を詰め、ゴール前50mで交わして先頭、最後は1馬身以上の差を付けての快勝となった。

勝ったジョーストリクトリの父は新種牡馬のジョーカプチーノで、この馬が2頭目の勝ち上がり。現時点でJRAに登録されている産駒はわずか9頭のみであるが、数少ない中からダリア賞2着のマイネルバールマンを出しており、今後人気を高めていきそうなサイアーの1頭である。父、母ともに上田けい子氏が所有しており、オーナーゆかりの血統で見事にデビュー勝ちを飾った。生産者は新ひだか町の山際牧場。馬名の意味由来は「冠名+コーヒー豆の標高による格付けの最高位より」。

1着 ジョーストリクトリ(松岡騎手)
「スタートでトモを落してしまった。道中も遊んでいたよ。4コーナーでの手応えも渋かった。それでも勝ててしまったよ。真剣に走ったのは最後だけ。背中が緩い現状だし、使って良くなる」

2着 ブライティアサイト(柴田善騎手)
「引っ張ったら右へ行く。馬任せに行かせたよ。ハミに頼り、走りのバランスはまだまだだね。それで、これだけやれるのだから、いいものがある。乗り込んでいけば、変わってくると思う」

4着 ロジブリランテ(戸崎騎手)
「まだボテボテした感じ。全体に引き締まってくれたら。終いはしっかり伸びてくれましたし、素質を感じました」

6着 マリーナプリンセス(吉田豊騎手)
「内容は悪くない。これ以上、テンションが上がらなければ」

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  • ジョーストリクトリ
  • (牡2、栗東・清水久厩舎)
  • 父:ジョーカプチーノ
  • 母:ジョーアラマート
  • 母父:キングヘイロー
ジョーストリクトリ
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