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【平和賞】スカイサーベルが父譲りの末脚で差し切って重賞初制覇!
2016/11/9(水)
11月9日(水)、船橋競馬場で行われた南関東重賞・第62回平和賞(S3)(2歳 混合 定量 1着賞金1000万円 ダート1600m)は矢野貴之騎手騎乗の7番人気・スカイサーベル(牡2、船橋・松代眞厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.6(稍重)。
2着に半馬身差で4番人気・キャッスルクラウン(牡2、船橋・渋谷博厩舎)、3着はアタマ差で1番人気・マルヒロナッツオー(牡2、船橋・林正人厩舎)が入った。
ほぼ揃ったスタートから、キングレイジングがハナを主張する。2番手にユーコンクエスト、キャンドルグラスも早めに3番手につける。その外に人気のマルヒロナッツオー。ケンパラドックスが続き、この5頭が後続を大きく引き離して先行する。
3コーナーで前の集団もバラけ始め、マルヒロナッツオーも早めに前を射程圏に入れ、4角先頭で直線に向く。キャンドルグラスが2番手で粘るが、脚色は一杯。このままマルヒロナッツオーが押し切るかと思われたが、残り200mを切って外からスカイサーベルとキャッスルクラウンが一緒になって良い脚で追い込み、ゴール前で一気に前を捕えてスカイサーベルが勝利した。
勝ったスカイサーベルは7月のデビュー戦を見事に勝利すると、続くリバーサイドスター特別も2着に好走。前走のポートサイドスター特別は5着と敗れていたが、今日は初めて中団に控えるレーススタイルを選択し、父ディープスカイ譲りの末脚を炸裂させた。なお、ディープスカイは今年のジャパンダートダービーを制したキョウエイギアを筆頭に、ダートで活躍馬を量産中で、今後の更なる活躍に期待がかかる。
馬主は小島俊治氏、生産者は浦河町の辻牧場。馬名の意味由来は「冠名+片刃の刀(オランダ語)」。
「まだ緩い感じはあるのですが、背中の使い方はすごく良い馬ですね。前は流れているなと思いましたが、僕のはまだレースというものが分かっていない感じでしたので、黙ってついて行くだけだなと思いながら乗っていました。ガツンと来るところはまだ無いですけど、最後もしっかり伸びてきてくれていますね。良くなる余地は十分にあると思います。今日は寒い中ご来場頂いてありがとうございます。僕らも頑張って乗りますので、これからも応援よろしくお願いします」
- スカイサーベル
- (牡2、船橋・松代眞厩舎)
- 父:ディープスカイ
- 母:ヒラボクウィン
- 母父:ワイルドラッシュ
- 通算成績:4戦2勝
- 重賞勝利:
- 16年平和賞(S3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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