【POG】大逃げを打ったタガノアシュラがゆうゆう逃げ切り コロナシオンは4着…黄菊賞

11月13日(日)、5回京都4日目8Rで黄菊賞(芝2000m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の3番人気・タガノアシュラ(牡2、栗東・五十嵐厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.9(良)。

2着には1馬身3/4差で2番人気・トリコロールブルー(牡2、栗東・友道厩舎)、3着には5馬身差で4番人気・エスケークラウン(牡2、栗東・木原厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたコロナシオン(牝2、栗東・池添学厩舎)は4着に敗れた。

注目のコロナシオンは伸び上がるようなスタートで後方から。タガノアシュラがスッとハナを切り、徐々にリードを広げて向こう正面では大逃げの展開。15馬身以上離れてエスケークラウン、シゲルボブキャット、そこからさらに3~4馬身離れてトリコロールブルーが続き、コロナシオンは最後方を進む。
3コーナーを回り後続の差は徐々に詰まってくるが、タガノアシュラは武豊騎手が後方を確認する余裕を見せて直線へ。トリコロールブルーがジワジワと伸びてくるも前半のリードは大きく鮮やかな逃げ切り勝ちを決めた。
人気のコロナシオンは前半から行きっぷりがひと息で、直線で1頭を交わしただけの4着に終わった。

勝ったタガノアシュラは、デビュー戦を逃げてレコード勝ち。1番人気に支持された札幌2歳Sはスタートで後手を踏み見せ場なく8着と敗れていたが、立て直した今回はスタートを決め、鞍上の武豊騎手が思い切った大逃げを打って、まんまと後続の追い上げを封じて見せた。
馬主は八木良司氏、生産者は新冠町の有限会社新冠タガノファーム。馬名の意味由来は「冠名+仏教の守護神」。

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  • タガノアシュラ
  • (牡2、栗東・五十嵐厩舎)
  • 父:マンハッタンカフェ
  • 母:レイサッシュ
  • 母父:パラダイスクリーク
  • 通算成績:3戦2勝


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