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【京阪杯】先手を取り切ったネロが4馬身差の逃げ切りで重賞初制覇!
2016/11/27(日)
11月27日(日)、5回京都8日目12Rで第61回京阪杯(G3)(芝1200m)が行なわれ、M.バルザローナ騎手騎乗の2番人気・ネロ(牡5、栗東・森厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.3(重)。
2着には4馬身差で3番人気・エイシンスパルタン(牡5、栗東・藤岡健厩舎)、3着には1馬身1/4差で6番人気・フミノムーン(牡4、栗東・西浦厩舎)と10番人気・アースソニック(牡7、栗東・中竹厩舎)が続いて入線した。
好スタートを切ったセカンドテーブルだったが、内からそれを制してネロがハナを奪う。馬群は縦長となりエイシンスパルタンは5番手、メラグラーナはそこから2馬身ほど後ろで、ちょうど中団あたりに付ける。
ネロが2馬身のリードをとって直線へ。粘るセカンドテーブルにエイシンスパルタン、大外からフミノムーンも脚を伸ばすが、それらの2番手争いを尻目にネロがゆうゆうと逃げ切って4馬身差の快勝。惜敗続きにピリオドを打った。
勝ったネロは、昨年の暮れにオープン特別を連勝し、今年は下半期に入ってアイビスSD、セントウルSと連続2着。初めてのG1挑戦となった前走のスプリンターズSでも0.1秒差の6着と地力を蓄え、重賞8度目の挑戦で嬉しい初勝利となった。おばに桜花賞、スプリンターズSを勝ったニシノフラワーがいるオーナーゆかりの血統でもあり、来年はG1での活躍が期待される。
馬主は西山茂行氏、生産者は新ひだか町の本桐牧場。馬名の意味由来は「ローマ皇帝名より」。
- ネロ
- (牡5、栗東・森厩舎)
- 父:ヨハネスブルグ
- 母:ニシノタカラヅカ
- 母父:サンデーサイレンス
- 通算成績:31戦7勝
- 重賞勝利:
- 16年京阪杯(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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