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【全日本2歳優駿】牝馬リエノテソーロが無傷4連勝で2歳ダートの頂点に!
2016/12/14(水)

12月14日(水)、川崎競馬場で行われた交流重賞・第67回全日本2歳優駿(Jpn1)(2歳 混合 定量 1着賞金3500万円 ダート1600m)は吉田隼人騎手騎乗の1番人気・リエノテソーロ(牝2、美浦・武井厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:42.8(不良)。
2着に3馬身差で2番人気・シゲルコング(牡2、美浦・松永康厩舎)、3着には1馬身半差で3番人気・ローズジュレップ(牡2、北海道・田中淳厩舎)が入った。
好スタートを切ったローズジュレップがハナへ。リエノテソーロも内から先行体勢をとるが、外からスタートでよれたシゲルコングがかかり気味に進出して2番手に。メイソンジュニアが3番手、リエノテソーロは4番手のインでしっかりと折り合う。ハングリーベン、ネコワールドは追っ付けながらの追走。後方勢はバラバラの展開となった。
4コーナー手前で逃げるローズジュレップ、2番手シゲルコング、外リエノテソーロの3頭が後続を引き離して直線へ。ローズジュレップが懸命に粘り込みを図るが、外のリエノテソーロの脚色が良い。直線半ばで抜け出すと、し烈な2着争いを尻目に3馬身差の快勝で栄光のゴールへと飛び込んだ。
勝ったリエノテソーロは札幌でデビュー、初戦、2戦目のすずらん賞と芝のレースで連勝を飾る。3戦目に陣営は交流重賞・エーデルワイス賞を選択。初ダート、ナイター競馬と初物づくしのこのレースを5馬身差で圧勝し、高いダート適性を見せつけた。今日は初のマイル戦も問題なくこなし、4戦4勝でG1のタイトルを手に入れた。
なお、オーナーの了徳寺健二氏、管理する武井亮調教師ともに嬉しいG1初制覇となった。生産者は米のOak Bluff Stables, LLC。馬名の意味由来は「人名より+冠名」。
「今まで4回、この馬に跨がらせていただきましたが、その中で今日は一番おとなしくて、どうかなと思っていましたが、いつもどおりの力を出してくれました。馬の後ろで砂を被っても変わらずに良いフォームで走ってくれましたし、これなら大丈夫だと思って乗っていました。
直線は1頭になって少しフワフワしていたのですが、気合を付けたら最後までしっかりと脚を使ってくれました。初めて乗った時から能力を感じていた馬なので、今後の成長が楽しみです。1番人気に応えて勝つことができ、ホッとしています。今日は応援していただいてありがとうございました」
- リエノテソーロ
- (牝2、美浦・武井厩舎)
- 父:Speightstown
- 母:Akilina
- 母父:Langfuhr
- 通算成績:4戦4勝
- 重賞勝利:
- 16年全日本2歳優駿(Jpn1)
- 16年エーデルワイス賞(Jpn3)




※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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