トピックスTopics
【フェアリーS】8枠でも関係なし!ライジングリーズンが直線一気で重賞初制覇!
2017/1/8(日)

1月8日(日)、1回中山3日目11Rで第33回フェアリーS(G3)(芝1600m)が行なわれ、丸田恭介騎手騎乗の10番人気・ライジングリーズン(牝3、美浦・奥村武厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.7(良)。
2着には3/4馬身差で1番人気・アエロリット(牝3、美浦・菊沢厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・モリトシラユリ(牝3、美浦・堀井厩舎)が続いて入線した。
ツヅク、アエロリットが好スタート。そのままツヅクがハナに立ち、道中は3馬身ほどの逃げ。2番手に人気のアエロリットで、ポンポン、ブラックオニキスと先行集団を形成。ヒストリアは中団、キャスパリーグは後方からの競馬となった。道悪の中、淀みない流れでレースは進み、ツヅクが先頭で4コーナーから直線へ。
直線半ばでアエロリットが内から抜け出しを図るが、まくり気味に進出したライジングリーズンが一気に迫る。間を通ってヒストリア、アルミューテンも食い下がる。坂を上り切ったところでライジングリーズンがアエロリットを捕えて先頭、そのままゴールイン。2着にアエロリットが粘り込み、混戦の3着は外から追い込んできたモリトシラユリが入った。
勝ったライジングリーズンは近親にダート交流G1を7勝したブルーコンコルドがいる血統で、15年北海道サマーセールにて550万5000円で落札されている。昨年9月中山でデビュー戦を勝利で飾り、2戦目にアルテミスSを選択。ここでは13着と敗れたが、今回は新馬戦で勝利を収めた舞台で鮮やかに巻き返した。この馬を管理する奥村武調教師はこれが嬉しいJRA重賞初制覇となった。
馬主は岡田牧雄氏、生産者は日高町の三城牧場。馬名の意味由来は「上昇の理由」。
- ライジングリーズン
- (牝3、美浦・奥村武厩舎)
- 父:ブラックタイド
- 母:ジョウノファミリー
- 母父:キングカメハメハ
- 通算成績:3戦2勝
- 重賞勝利:
- 17年フェアリーS(G3)


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/9/28(日) 【スプリンターズS】これぞ競馬の美しさ!ウインカーネリアン・三浦皇成騎手共にG1初制覇!
- 2025/9/27(土) 【シリウスS】兄も輝いた舞台で弟も輝く!ホウオウルーレットが重賞初制覇!
- 2025/9/29(月) 【2歳馬情報】"地方の雄"の血筋!川崎記念覇者の半弟など良血馬がデビュー!
- 2025/9/27(土) 【スプリンターズS】ベテラン騎手の魅せる騎乗で波乱の歴史はまだまだ続く!
- 2025/9/28(日) 【スプリンターズS】元ジョッキーが断言!穴は枠に恵まれたアノ馬!
- 2025/9/28(日) 【スプリンターズS】昨年覇者が連覇へ! 絶好調のあのジョッキーが導く
- 2025/9/27(土) 【スプリンターズS】玉座は再び女王を待つ。歴史の扉が今開かれる!
- 2025/9/26(金) 秋のG1シリーズ第一弾!!【高田潤コラム】