【AJCC】昨年5着ヤマニンボワラクテ 2200mなら折り合いOK

18日、AJCC(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

万葉S4着から初の重賞タイトルを狙うヤマニンボワラクテ(セ6、栗東・松永幹厩舎)は、助手が騎乗して坂路での追い切り。4Fから53.6-38.4-24.8-12.5秒と重発表の中でなかなかの時計をマークした。

この馬を管理する松永幹夫調教師は「年明けに使ったばかりですが、今朝も目一杯にやりました。動きも良かったし、順調です。3000mだった前走は、折り合いも含めてジョッキーがうまく乗ってくれました。2200mなら折り合い面も心配ないです。中山コースも合っていますね」とコメント。

3歳秋から長距離を中心に使われ、5歳1月の迎春Sでオープン入り。昨年のこのレースでは5着に敗れたものの、天皇賞(春)へ出走を果たすなど一戦級と戦った。近3走は6、9、4着ともう一つだが、着差はわずかなもの。東海Sへ出走を予定している同厩のピオネロとともに、同日重賞制覇となるか。