【高松宮記念】精神面タフなナックビーナス「1200の馬になってきた」

ナックビーナス

23日、高松宮記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、オーシャンS2着のナックビーナス(牝4、美浦・杉浦厩舎)は、助手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F66.0-50.6-36.9-12.2秒をマークした。

【杉浦宏昭調教師のコメント】
「先週は15-15くらいでやって今日は66秒くらいでやりましたが、変わりなくきています。輸送も苦にしませんし、どこへ行ってもカイバをよく食べます。牝馬にしては珍しく精神的に一杯一杯になりませんし、真面目過ぎないところが良いところだと思います。大差勝ちをするタイプではありませんし、接戦になった方が良いですね。1200の馬になってきましたし、右回りも左回りも関係ないので中京1200という条件も問題ありません。G1でどこまでやれるかはやってみないと分かりませんが、時計のかかる馬場の方が良いと思います」

前走、オーシャンS6着のバクシンテイオー(牡8、美浦・堀厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F55.0-39.8-12.9秒をマークした。

【森助手のコメント】
「前走後は在厩調整で進めてきました。先週の水曜日に放馬するアクシデントがありましたが、すぐに捕まりましたし最低限の影響でおさまりました。ただ外傷を負ったので木曜はラクをさせて、金曜から乗り出して今週月曜から速いところをやり始めました。今日の追い切りでも若干ピリッとしないところもありますが、体も絞れてここ2戦よりは1段階上がっていますし去年の夏頃に近いデキかと思います。乗り方については枠順が決まってからジョッキーと調教師が相談すると思いますが、どの枠でも特に気になりません」

バクシンテイオー