【アンタレスS】大混戦を制したミルコ&モルトベーネが重賞初制覇!

モルトベーネ

4月15日(土)、2回阪神7日目11Rで第22回アンタレスS(G3)(ダ1800m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気・モルトベーネ(牡5、栗東・松永昌厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.9(良)。

2着には2馬身差で5番人気・ロンドンタウン(牡4、栗東・牧田厩舎)、3着にはクビ差で8番人気・ロワジャルダン(牡6、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたグレンツェント(牡4、美浦・加藤征厩舎)は9着に敗れた。

先行争いが激しくなる中、コーナーワークでショウナンアポロンがハナを奪って向こう正面へ。モルトベーネはアスカノロマンと並んで好位の5~6番手、グレンツェントは後方5番手、ミツバは後方3番手を進み、先頭から最後方までほぼ一団。4コーナーではミツバだけが少し置かれる形で大きな集団のまま直線の攻防へ入る。
直線でいち早く抜け出したのはモンドクラッセだったが、モルトベーネ、リーゼントロック、アスカノロマンが交わしにかかり、脚色がいいモルトベーネが他馬を突き放して先頭。そのまま2馬身差を付けてゴールへ飛び込んだ。
際どくなった2着争いは馬場の真ん中を伸びたロンドンタウンが最内を突いたロワジャルダンをクビ差抑えて入線を果たした。

勝ったモルトベーネは、昨年6月にオープン入りを果たし、その後の3戦は見せ場なく終わっていたが、年明け初戦の東海Sで12番人気の低評価を覆して2着。続くアルデバランSでオープン特別初勝利を挙げ、交流重賞の名古屋大賞典4着を経て、通算7勝目が待望の重賞初制覇。父・ディープスカイにとってもJRA重賞初制覇となった。
馬主は三宅正義氏、生産者は浦河町の櫛桁牧場。馬名の意味由来は「とても良い(伊)」。

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  • モルトベーネ
  • (牡5、栗東・松永昌厩舎)
  • 父:ディープスカイ
  • 母:ノーブルエターナル
  • 母父:アフリート
  • 通算成績:25戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 17年アンタレスS(G3)

モルトベーネ
モルトベーネ

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