【JDD】南関の雄・ヒガシウィルウィンが中央馬を撃破して7年ぶりの地方馬V!

ヒガシウィルウィン

7月12日(日)、大井競馬場で行われた交流重賞・第19回ジャパンダートダービー(Jpn1)(3歳 定量 1着賞金4500万円 ダート2000m)は本田正重騎手騎乗の5番人気・ヒガシウィルウイン(牡3、船橋・佐藤賢厩舎)が優勝。勝ちタイムは2.05.8(良)。

2着にクビ差で4番人気・サンライズソア(牡3、栗東・河内厩舎)、3着には1馬身差で2番人気・タガノディグオ(牡3、栗東・宮厩舎)が続いた。
1番人気支持されたサンライズノヴァ(牡3、栗東・音無厩舎)は6着に敗れた。

サンライズノヴァはダッシュがひと息で後方から。大外からノーブルサターンが敢然とハナを切り、ローズプリンスダム、サンライズソア、シゲルコングと中央勢が前を固める。リゾネーターは中団、その内にヒガシウィルウィンがジックリと脚を溜め、サンライズノヴァも徐々にポジションを上げていく。先団は8頭ほどが固まって直線の攻防。
逃げたノーブルサターンをリゾネーターが捕まえにかかるが、内からサンライズソア、そして馬場の真ん中からヒガシウィルウィンが力強い脚で抜け出し、ラスト1Fは2頭の叩き合い。ゴール前でもうひと踏ん張りしたヒガシウィルウィンがデッドヒートを制して先頭でゴールへ飛び込んだ。

勝ったヒガシウィルウインは、東京ダービーに続く2連勝で、地方馬のジャパンダートダービー制覇は2010年のマグニフィカ以来5頭目。落馬負傷の森泰斗騎手に替わって騎乗した本田正重騎手の落ち着いた手綱捌きが光った。
馬主は株式会社MMC、生産者は新ひだか町のグランド牧場。馬名の意味由来は「関東生まれ+勝利」。

  • ヒガシウィルウィン
  • (牡3、船橋・佐藤賢厩舎)
  • 父:サウスヴィグラス
  • 母:プリモタイム
  • 母父:ブライアンズタイム
  • 通算成績:14戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 17年ジャパンダートD(Jpn1)
  • 17年東京ダービー(S1)
  • 17年京浜盃(S2)
  • 17年ニューイヤーC(S3)
  • 16年サンライズC(H2)

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ヒガシウィルウィン
ヒガシウィルウィン
ヒガシウィルウィン
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