スターリーステージら 土曜阪神5Rトレセン直送トーク

●9月9日(土) 4回阪神1日目5R 2歳新馬(芝1600m)

注目の血統馬がいる阪神開幕デーの新馬戦。6枠7番のスターリーステージ(牝2、栗東・音無厩舎)は「ミッキーアイルの妹になるけど、兄とは違ってストライドで走るタイプ。今週は坂路で51秒1の一番時計で動けたし、当然、期待しています」と音無秀孝調教師も強気。

ミッキーアイルの他、1つ上の兄タイセイスターリーも新馬勝ちを果たし、シンザン記念2着と仕上がり早の血統で、近親のアエロリットも活躍している旬の良血。福永祐一騎手を背に初陣に挑む。

キトゥンズジョイ産駒の6枠6番ジャンダルム(牡2、栗東・池江寿厩舎)は、名牝・ビリーヴの仔で、セントウルSに出走するフィドゥーシアの弟。最終追い切りは武豊騎手を背にCWコースで大きく先着。

「ここ2週で一気にスイッチが入ってきました。上々の動きで、乗り手もいい感触を掴んでくれていました。乗り味、操縦性ともに高い。血統的にも期待している1頭です」と兼武調教助手のトーンも上がってきている。

7枠9番のサンライズカナロア(牡2、栗東・安田隆厩舎)は、厩舎ゆかりのロードカナロア産駒で、近親にアグネスワールド、ヒシアケボノといったチャンピオンスプリンターがいる血統。

実戦で手綱をとる北村友一騎手が跨がった先週の坂路では4F52.8-12.3秒。3日の坂路ではラスト1F11.8秒をマークするなど、瞬発力はかなりのもので、安田調教助手も「当初は小倉デビューの予定でしたが、体力面を考えて阪神まで乗り込んできました。攻め馬の感触では切れそうな脚も持っている。実戦でも出してくれれば楽しみはあります」と大きな期待を寄せている。