メイケイダイハードら 土曜京都4Rトレセン直送トーク

●10月14日(土) 4回京都4日目4R 2歳新馬(ダ1800m)

ハードスパン産駒の6枠10番メイケイダイハード(牡2、栗東・中竹厩舎)は、母が5勝を挙げたガンアンドローズ。近親にはマイル重賞で活躍中のヤングマンパワーがいる血統。今週の坂路では幸英明騎手を背に、4F52.2、ラスト1F12.2秒の好タイムを叩き出した。

白倉調教助手は「芝でもやれそうな馬だけど、血統を考慮してまずはダートから。素直な馬だし、ゲートも速い。今週も坂路で動いたしね。いい仕上がりですよ」とデビューVに意欲を見せる。

4枠6番のラセット(牡2、栗東・庄野厩舎)は、5月の北海道トレーニングセールにて1512万円で落札されたモンテロッソ産駒。近親には阪神大賞典、日経新春杯を勝ったムッシュシェクルやオープン特別を3勝したフィールドベアーがいる血統。

最終追い切りは藤岡佑介騎手を背に坂路で併走先着。先週、先々週は古馬を相手に渋太く食らい付いている。庄野調教助手は「順調に長めから乗り込んできたし、息遣いもいい。仕上がってきましたね。追っていいタイプだし、1800mも合いそう。初戦から期待していますよ」と手応え上々だ。

父・キングカメハメハ、母はJBCレディスクラシック連覇など重賞8勝を挙げたミラクルレジェンド。昨年のセレクトセールで付いた価格が1億5120万円という良血がグレートタイム(牡2、栗東・藤原英厩舎)。

その血統背景から期待が高まるばかりだが、田代調教助手も「ひと追いごとに動きも良くなっきたし、いい軽さがあるね。サッと前にも行けそうなタイプ。初戦からいい走りをしてくれると思うよ」とニッコリ。和田竜二騎手を背に4枠5番からスタート。

4枠7番ライジングドラゴン(牡2、栗東・吉田厩舎)は、CWコースでの最終追い切りで6F80.8秒の好時計をマークしたカネヒキリ産駒。馬体はさほど大きくはないが、力感溢れるフォームが目を引く1頭。

「しっかりと乗り込んできたし、月曜追いもいい時計で動けました。カッとした性格で当日の落ち着きが鍵ですが、攻めどおりなら動けて不思議ないですよ」と高島調教助手の評価も高い。デビュー戦の鞍上は川田将雅騎手