【菊花賞】最後の1冠狙うミッキースワロー「最後に脚を伸ばすことを理解してきている」

菊花賞に向けて最終追い切りを行うミッキースワロー

菊花賞に向けて最終追い切りを行うミッキースワロー

18日、菊花賞(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、セントライト記念で重賞初勝利を挙げたミッキースワロー(牡3、美浦・菊沢厩舎)は、菊沢隆徳調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.7-52.8-39.3-13.3秒をマークした。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「前走のゲート入りが良くなかったので、水曜日の朝は駐立を確認してから馬場に出ました。要所要所でカーッとしたり燃えたりしますが、周りにいる状況のなかで馬場入りしても落ち着きがあって、こちらがあっけに取られるくらいでした。気合い面や心肺機能はだいぶ出来ていますし、落ち着かせて気分良く走らせることが課題でしたが、思ったよりノンビリ走ってくれました。

秋はまずセントライト記念を目標に夏場も競馬を使いましたが、前走は馬がその狙いに応えて期待以上の脚を使って良い内容で勝ってくれたので驚きました。肉体面のスムーズさがありますし、気性面でも最後に脚を伸ばすことを馬自身が理解してきていると思います。

3000に関してはやってみないと分かりませんが、前走内容から折り合い面などを考えても3000は問題ないのではないかと思っています。馬場状態や輸送をしてからの当日のテンションなどは分かりかねますが、理想としては道中リラックスして走って前走のように終いにしっかり伸びてくれればいいなと思っています。3歳最後のクラシックですし、私を含めてスタッフ全員頑張りますので応援をよろしくお願いします」