ダート戦除外も芝で楽勝!デルタバローズがG1馬の妹を退けて4馬身差V…東京新馬

10月21日(土)、4回東京6日目4Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の1番人気・デルタバローズ(牡2、美浦・堀厩舎)が優勝。早め先頭から楽な手応えで抜け出し、一気に後続を突き放した。勝ちタイムは1:37.9(重)。

2着には4馬身差で8番人気・エフティアテナ(牝2、美浦・金成厩舎)、3着には半馬身差で11番人気・レアバード(牡2、美浦・高市厩舎)が続いて入線した。ローズキングダムの半妹ローザフェリーチェ(牝2、美浦・木村厩舎)は4着、サトノダイヤモンドの半妹マルケッサ(牝2、栗東・池江寿厩舎)は9着だった。

勝ったデルタバローズは、アメリカ生まれの外国産馬。先週ダート1400mの新馬戦を除外され、良血馬の揃う芝レースで快勝した。父Into Mischiefはストームキャット系の種牡馬で、2歳時にアメリカのキャッシュコールフューチュリティ(G1)を勝ち、6戦3勝で引退した。同産駒はJRA通算6勝目。

馬主は猪熊広次氏、生産者は米のJohnC.Oxley。馬名の意味由来は「アメリカの地名+冠名」。

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1着 デルタバローズ(福永騎手)
「スタートセンスが良くて、2番手からの競馬になりました。本当はもっといろいろ経験させたかったですけど、2番手からでも上手に走ってくれました。早めに抜け出しましたが、気を抜かず最後までしっかり走ってくれました。芝、ダートを問わないと思いますし、先が楽しみです」

2着 エフティアテナ(蛯名騎手)
「この馬の母は大人しい馬でしたが、この馬は少しテンションが高かったですね。これからテンションが上がらず、落ち着いてくれればと思います」

3着 レアバード(田中勝騎手)
「ある程度仕上がっていましたからね。今日はスタートが速かったので前に行きましたが、最後までよく粘ってくれました」

4着 ローザフェリーチェ(M.デムーロ騎手)
「こういう馬場は合いませんが、よく頑張ってくれました。次は変わってきそうです」

5着 ダジボーグ(岩田騎手)
「初めての割りにはレースがしやすかったですし、直線でも反応してくれました。すぐにチャンスが来ると思います」

  • デルタバローズ
  • (牡2、美浦・堀厩舎)
  • 父:Into Mischief
  • 母:Sweet Seventeen
  • 母父:Hard Spun

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