【アルテミスS】マイルも問題なしダノングレース「良い決め手のある馬」

アルテミスSに向けて蛯名騎手を背に追い切りを行うダノングレース

アルテミスSに向けて蛯名騎手を背に追い切りを行うダノングレース

25日、アルテミスS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、2歳新馬(8/19・札幌・芝1500m)では狭いところを割って伸びてきっちり捉えたダノングレース(牝2、美浦・国枝厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.7-38.3-12.7秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「新馬勝ち後は、予定通りここを目標に調整を進めてきましたし良い仕上がりです。センスの良い馬なので、マイルにも対応できるのではないかと思っています。前走は札幌の滞在競馬でしたが、今回は競馬場まで輸送があるので少し体が減るかもしれません。良い決め手のある馬ですし、それを生かせればと思います」

前走、くるみ賞で8着だったパッセ(牝2、美浦・蛯名厩舎)は連闘のため、追い切りは行わず調整のみ。

【蛯名利弘調教師のコメント】
「前走は返し馬で物見をしたことが影響したのか、レースでは集中力を欠いてフワフワして走っていました。力を出し切れていない分レース後のダメージも無かったので、連闘することにしました。物見をしないようにシャドーロールを試したら効果が見られたので、今回はレースで装着する予定です。状態は引き続き良いですし能力もあると思うので、改めて期待しています」