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【エリザベス女王杯】ディアドラまだ上昇「前走は余裕残し。もう少し絞る」
2017/11/8(水)
8日、エリザベス女王杯(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
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追い切り後、ディアドラ(牝3、栗東・橋田厩舎)を管理する橋田満調教師の一問一答は以下の通り。●「長い脚が持ち味。外回りはプラス」
-:ディアドラについてお話を伺います。前走の秋華賞はタフなコンディションの中で見事なG1制覇となりました。振り返ってどんな走りだったでしょうか?
橋田満調教師:前半の位置取りが後ろだったので向正面を走っているときはちょっと心配したんですけど、それからうまくさばいてくれまして、内容は満足できるものだったと思います。
-:秋華賞を含め、この夏から3連勝中なんですが、春とは違う部分はあるのでしょうか?
橋:体も精神力もどちらも成長してきています。体は馬体重が増えていることで表れているように、気持ちのほうもどっしり落ち着いていましてね。すごくいい感じに来ています。
-:馬体重は紫苑ステークス、秋華賞といずれも12キロ増えて勝利を挙げているのですが、そのあたりはどうですか?
橋:前走はちょっと余裕残しでしたね(笑)。ですから、今回はもう少し絞っていきたいなと思っています。
-:今回は前走から中3週での競馬となりますが、中間の気配はどんな雰囲気でしょう?
橋:非常にタフな馬で、競馬が終わった後の消耗が少ないので、至極順調に来ています。
-:タフというお話がありましたが、先週も坂路で51.9秒を出して、最終追い切りは坂路で54.0-12.2秒という時計が出ていましたけれど、どんな内容だったでしょうか?
橋:終いだけ強めにやっておくように指示したんですけど、その通りに進めています。
-:今回は牝馬の古馬の一線級と走りますけれども、どのあたりがレースのポイントとお考えでしょうか?
橋:相手がずいぶん強くなりますので、自分の競馬で良さを引き出すという形ができればいいかなと思います。
-:見ている側は、その良さは最後の切れ味ではないかと思うのですが、先生から見るとどのあたりになるのでしょうか?
橋:普通の馬よりも少し長い脚を使えるというところが持ち味ですので、それが最後の1ハロンの伸びにつながっていると思いますから、それをうまく生かせればいいレースになるのではないかと思います。
-:短い直線の中山でも、内回りの秋華賞でも差し切りました。今回は外回りになりますが、その点に関してはどうですか?
橋:内回りより外回りのほうが競馬はしやすいかなと思います。
-:そうなると、かなりプラスと考えてよろしいでしょうか?
橋:そう思っています。
-:古馬相手のG1制覇を願っているファンも多いと思います。皆さんにメッセージをお願いします。
橋:夏を越して秋に向かって、ディアドラはすごく成長してきています。気持ちの面でもすごく強い馬ですから、初めての古馬との対戦になるんですけれども、いい競馬をしたいと思いますので、ご声援をお願いいたします。
坂路で追い切られたディアドラ
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