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【マイルグランプリ】好位から力強く抜け出したセイスコーピオンが連覇達成!
2017/11/15(水)
11月15日(水)、大井競馬場11Rで行われた第24回マイルグランプリ(S2)(3歳 定量 1着賞金2500万円 ダート1600m)は、5番人気・セイスコーピオン(牡7、川崎・八木正厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:40.7(良)。
2着に1馬身半差で3番人気・トーセンハルカゼ(牡7、浦和・小久智厩舎)、3着には3/4馬身差で1番人気・ケイアイレオーネ(牡7、大井・佐宗応厩舎)が続いた。
最内のレガルスイがハナを切ってレースを引っ張り、ミヤジマッキー、スタートでやや出遅れたケイアイレオーネも二の脚で好位のポジションに取り付く。その後ろにトロヴァオ、トーセンハルカゼ、セイスコーピオンも差がなく追走する。3コーナーでケイアイレオーネが仕掛け、先頭に躍り出て直線勝負へ。
的場文男騎手の豪快なアクションに応えて逃げ切ろうとするケイアイレオーネだが、残り150mで一杯。最後は内から脚を伸ばすトーセンハルカゼを外からセイスコーピオンが捕らえてゴールを駆け抜けた。
勝ったセイスコーピオンはJRA時代に4勝をマーク。昨年秋に南関東へ移籍し、2戦目のマイルグランプリで重賞初制覇。続く勝島王冠まで3連勝して一躍、南関東のトップホースへと駆け上がった。今年に入ってやや精彩を欠いていたが、赤岡修次騎手が3度目の手綱で見事な復活星を挙げ、堂々と連覇を達成した。
馬主は金田成基氏、生産者は浦河町のアイオイファーム。馬名の意味由来は「冠名+母名の一部」。
「初めて乗った時はうまく乗れなくて10着でしたが、前走の浦和は休み明けでしたけど最後は差のないところまでいい脚を使ってくれて、今回は厩務員さんも先生も『前回より全然いい』と言っていたので、自分がうまく乗れればチャンスがあると思っていました。ケイアイレオーネの後ろから離れないように、そこが一番道が開くと思ったので(笑)。ケイアイレオーネの真後ろに付けて、そこだけは譲れない位置だと思って、それが良かったですね。
4コーナーでトロヴァオが横にいましたが、自分の方が手応えが良かったので、自分から出す形で。手前を替えたら一気に伸びたのでこれで勝ったなと思いました。少し気難しいところがあるので、調整が大変だと思いますが、スタッフの皆さんがうまく仕上げてくれて、これからも活躍出来ると思います。勝つことが恩返しだと思っていますので、これからもよろしくお願いします」
- セイスコーピオン
- (牡7、川崎・八木正厩舎)
- 父:デュランダル
- 母:スコーピオンリジイ
- 母父:アジュディケーティング
- 通算成績:50戦8勝
- (地方通算:9戦4勝)
- 重賞勝利:
- 16、17年マイルグランプリ(S2)
- 16年勝島王冠(S3)
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