【浦和記念】早め先頭のマイネルバサラが重賞初制覇! ヒガシウィルウィンは2着

マイネルバサラ

11月23日(木)、浦和競馬場で行われた交流重賞・第38回浦和記念(Jpn2)(3歳上 別定 1着賞金3500万円 ダート2000m)は柴田大知騎手騎乗の5番人気・マイネルバサラ(牡4、美浦・松山将厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:08.2(不良)。

2着に6馬身差で2番人気・ヒガシウィルウィン(牡3、船橋・佐藤賢厩舎)が入り、3着には6馬身差で1番人気・オールブラッシュ(牡5、栗東・村山厩舎)が続いた。

タマモホルンがダッシュ良く飛び出してレースを先導。ジャパンダートダービーを制した3歳馬ヒガシウィルウィンが2番手に付け、マイネルバサラ、ナムラアラシ、オールブラッシュ、クリノスターオーといったJRA勢が好位を固める。ヒガシウィルウィンが向こう正面で仕掛けて先手を奪いにかかるが、それを制してマイネルバサラが先頭を奪って直線へ。
ヒガシウィルウィンが懸命に盛り返そうとするが、マイネルバサラのリードは広がるばかり。ゴールでは6馬身差を付けて鮮やかに重賞初制覇を飾った。

勝ったマイネルバサラは、前走の御陵Sを快勝してオープン入り。重賞挑戦は3歳時のレパードS(6着)以来で、ここは繰り上がりでの出走となったが、2周目向こう正面で早めに先頭に立ち、そのまま後続を振り切る強い内容。管理する松山将樹調教師にとっても嬉しい重賞初制覇となった。
馬主は株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新冠町の浜口牧場。馬名の意味由来は「冠名+婆沙羅。遠慮なく勝手に振る舞うという意味」。

【柴田大知騎手のコメント】
「前走からかなり状態が上がってきていて、相手も強いのでどれだけやれるかと正直思いましたが、終わってみたら強かったですね。(小回りの浦和競馬場は)ちょっと忙しいかと思いましたが、スタートもちゃんと出て、そこからうまくいい位置を取れて、言うことないですね。何頭か速いのがいるかなと思っていて、自分もそれらに離されないように付いて行ければと思っていましたが、思ったよりもいいスタートが切れて、ベストのいい位置に付けることが出来ました。

この馬の良さは長く脚をずっと使えるところなので、後ろに脚を使わせるような競馬でうまくいきました。こんなに離していると思っていなかったのでビックリしました。これからも交流重賞をいろいろ使っていけると思いますので、また頑張ってくれると思います。まだまだ4歳ですし、どんどん力を付けていますので、また応援して下さい」

  • マイネルバサラ
  • (牡4、美浦・松山将厩舎)
  • 父:シニスターミニスター
  • 母:サザンレイスター
  • 母父:サザンヘイロー
  • 通算成績:19戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 17年浦和記念(Jpn2)
マイネルバサラ
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