【ステイヤーズS】アルバート&R.ムーア、人馬とも3連覇へ「去年と同じような雰囲気」

アルバート

ステイヤーズSに向けて追い切りを行うアルバート(奥)

29日、ステイヤーズステークス(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、アルゼンチン共和国杯で4着だったアルバート(牡6、美浦・堀厩舎)は、ムーア騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F54.1-39.3-13.2秒をマークした。

【森助手のコメント】
「前走後も在厩で調整しています。状態は秋3戦で1番だと思いますし、前走のときから良い意味で平行線できています。レース当該週なので、水曜日の追い切りはいつもの半マイルから併せ馬でやりました。馬場はあまり良くなかったようですが、動きは合格点でした。

去年の時点で肉体面、精神面がだいぶ完成されていたと思いますし、そこから大きく変わった感じはありませんが、落ち着きがあって勝った去年と同じような雰囲気です」

前走、札幌日経オープンで2着だったシルクドリーマー(牡8、美浦・黒岩厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.3-53.1-40.0-13.6秒をマークした。

【黒岩陽一調教師のコメント】
「前走から少しレース間隔があいていますが、順調に乗り込んできていますし太め感もありません。水曜日の追い切りはウッドが荒れていて少し脚を取られる感じだったようですが、元々調教で動くというタイプではありませんしあれで十分だったと思います。

今回は3600に延びますが、前走の2600でも少しズブい面を見せていたので距離延長は問題ないと思います」

シルクドリーマー

ステイヤーズSに向けて追い切りを行うシルクドリーマー(奥)