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【中日新聞杯】2番人気メートルダールが7度目の挑戦で嬉しい重賞初制覇！

2017/12/9(土)

【エリザベス女王杯】秋の牝馬頂上決戦は大混戦!? 的中に繋がる勝利の因子を探れ！

12月9日(土)、4回中京3日目11Rで第53回中日新聞杯(G3)(芝2000m)が行なわれ、Ｃ．デムーロ騎手騎乗の2番人気・メートルダール(牡4、美浦・戸田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.3(良)。

2着には1馬身半差で1番人気・ミッキーロケット(牡4、栗東・音無厩舎)、3着には半馬身差で5番人気・ロードヴァンドール(牡4、栗東・昆厩舎)が続いて入線した。

ロードヴァンドールがハナを切り、それをマキシマムドパリがマーク。ミッキーロケットは6～7番手のポジションで、ゆったりとしたペースで流れる。スズカデヴィアス、メートルダールは中団やや後ろ。マウントロブソンは後方4番手から末脚勝負に出る。
3コーナーあたりから後続が押し上げてペースもアップ。ほぼ一団で直線を迎えると、先頭を行くロードヴァンドール、マキシマムドパリにメートルダールが襲いかかり、残り200mで先頭。更にミッキーロケットも加わるが、ひと足早く抜け出したメートルダールが後続を振り切ってトップでゴールを駆け抜けた。

勝ったメートルダールは、3歳時に京成杯、共同通信杯で3着に入り、能力の高さを見せながらもクラシックには不出走。その後、条件クラスで地力を蓄え、春の新潟大賞典でも3着に入ったが、今回7度目の重賞挑戦で待望のタイトル獲得。貴重な賞金上積みに成功し、今後はG1の舞台での走りも期待される。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「芸術の匠。仏における、日本の人間国宝に相当する称号。母名より連想」。

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