【東京大賞典】サウンドトゥルー高木登師を直撃!「大井なら自分から動いていく」

サウンドトゥルー

26日、坂路で力強い動きを見せたサウンドトゥルー

12月29日(金)、大井競馬場で行われる第63回 東京大賞典(G1)で、サウンドトゥルー(セ7、美浦・高木登厩舎)が巻き返しを誓う。前走のチャンピオンズカップ(G1)はスローペースで持ち味の末脚を生かせず11着。今回は2走前にJBCクラシック(Jpn1)を制した得意の大井に替わる。高木登調教師を直撃し、2015年以来2年ぶりとなる東京大賞典制覇への手応えを語ってもらった。

●前走は参考外「渋滞にハマッて全く競馬をしていません」

-:東京大賞典に出走予定のサウンドトゥルーについてお伺いします。前走のチャンピオンズカップ(G1)は11着に終わりましたが、レースを振り返っていただけますか?

高木登調教師:けっこうスローで、どうにもならなかったですね。

-:力を出し切れていなかった印象を受けましたが?

高:渋滞にハマッて全く競馬をしていません。直線でも上手く出せませんでしたし、展開が向きませんでした。

-:レース後の馬の状態というのは、いかがだったでしょうか?

高:全然競馬をしていませんし、引き続き良い状態をキープしています。

-:この中間の調整を教えてください。

高:順調にいっています。そのままいい状態をキープしていると思います。

●2枠3番に「外枠よりもロスなく運べる点が良い」

-:火曜日(12月26日)に大野拓弥騎手が乗って追い切られたと思いますが、追い切りのテーマと動きの評価をお願いします。

高:時計も予定通りでしたし、良い動きでした。そのまま状態キープで、確認だけしてもらいました。そんなに時計も出る馬ではないので。まあいい状態かなと思っています。

-:東京大賞典は2年前には勝たれていますが、改めて大井のダート2000mに向けての見通しはいかがですか?

高:得意というわけでもないんですけれども、わりと毎度このコースも走っていますし、頑張ってもらいたいなと思っています。

-:2枠3番に確定しましたが、特にどこの枠が希望だったというのはありましたか?

高:後ろから行くタイプなので枠はそれほどこだわりはありませんが、今回は外枠よりもロスなく運べる点が良いのではないかと思っています。大井なら中央ほどゴチャつくことはないだろうし、自分から動いていけますからね。

-:では最後に意気込みをお願いします。

高:このコース(大井)は実績もありますし、前回は残念な結果だったので、改めて期待しています。

サウンドトゥルー

26日、笑顔の大野騎手とサウンドトゥルー