【京成杯】2勝馬ジェネラーレウーノ8枠15番、戸崎コズミックフォースは3枠5番

ジェネラーレウーノ

ジェネラーレウーノは8枠15番に決定

1月14日(日)、中山競馬場で行われる第58回京成杯(G3)(3歳牡牝 国際 指定 別定 芝2000m)の枠順が確定した。

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厳寒期の、そして開催後半の中山芝2000mを舞台としていることから、相当なスタミナを求められるのが京成杯。2013年の覇者フェイムゲームは後に天皇賞(春)で2着となっていることが、京成杯というレースの性質をよく表している。当然、東京競馬場のスローペースのレースとは違う適性が求められてくる。ここ10年の勝ち馬10頭のうち7頭が、前走で中山or阪神の芝2000mを使っていた。

今年のメンバーは1勝馬がほとんど。その中で前走の葉牡丹賞を快勝し、ここでも人気が予想されるジェネラーレウーノ(牡3、美浦・矢野英厩舎)は8枠15番に決まった。逃げて結果を残しているが、大外枠からハナを切りに行くのかが注目される。葉牡丹賞で負かしたシャルドネゴールドはその次走、阪神の自己条件を完勝しているだけに、潜在能力はこのメンバーでも上位だ。

先週の開催で史上初の3日連続重賞制覇という離れ業を演じた戸崎圭太騎手が騎乗するコズミックフォース(牡3、美浦・国枝厩舎)は3枠5番。前走の東京未勝利戦では内の狭いところを抜け出してきて、勝負根性を感じさせる内容だった。小回りの中山2000mで大きな武器となってくるだろう。母ミクロコスモスは大器と言われながら難しい気性が影響して重賞タイトルに手が届かなかっただけに、期待は大きい。

大雨の東京新馬戦を快勝し、飛躍が期待されるデルタバローズ(牡3、美浦・堀厩舎)は6枠10番に入った。雨で力のいる馬場をものともせず勝ち上がった内容から、パワーは相当のもの。3ヶ月近い休み明け、かつ距離延長をこなせるだけのスケール感がある。ただこの10年の京成杯で、前走新馬戦を勝ち上がって臨んだ馬は(0.0.1.15)と苦戦を強いられているが、ここで好走するようなら先々がより楽しみになるだろう。

2走前にOPのアイビーSを逃げ切り、ここでも展開のカギを握りそうなコスモイグナーツ(牡3、美浦・高橋祥厩舎)は逃げるのに都合が良さそうな2枠2番。父エイシンフラッシュとの父子制覇が期待されるエイムアンドエンド(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)は4枠7番決まった。

昨夏のクローバー賞を制し、札幌2歳Sでも3着したダブルシャープ(牡3、栗東・渡辺厩舎)は5枠8番。前走朝日杯FSは9着だったものの、今回は叩き2戦目、距離延長で巻き返しが期待される。京成杯の発走は15時35分。枠順は以下のとおり。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 イェッツト 56
(牡3、美浦・金成、蛯名)

2-2 コスモイグナーツ 56
(牡3、美浦・高橋祥、柴田大)

2-3 ヤマノグラップル 56
(牡3、美浦・田中清、柴田善)

3-4 ロジティナ 56
(牡3、美浦・新開、内田博)

3-5 コズミックフォース 56
(牡3、美浦・国枝、戸崎)

4-6 スラッシュメタル 56
(牡3、栗東・西村、柴山)

4-7 エイムアンドエンド 56
(牡3、美浦・二ノ宮、三浦)

5-8 ダブルシャープ 56
(牡3、栗東・渡辺、田中勝)

5-9 サクステッド 56
(牡3、美浦・小西、吉田隼)

6-10 デルタバローズ 56
(牡3、美浦・堀、石橋脩)

6-11 ライトカラカゼ 56
(牡3、美浦・相沢、大野)

7-12 タイキフェルヴール 56
(牡3、栗東・牧浦、北村宏)

7-13 ギャンブラー 56
(牡3、美浦・斎藤誠、津村)

8-14 ジョリルミエール 54
(牝3、美浦・青木、木幡初)

8-15 ジェネラーレウーノ 56
(牡3、美浦・矢野英、田辺)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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