近親にストレイトガール!エピックスター&柴田善が差し切り勝ち!…中山新馬

エピックスター

1月13日(土)、1回中山4日目5Rで3歳新馬(芝1600m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の4番人気・エピックスター(牡3、美浦・田村厩舎)が優勝。五分のスタートを切るも、行きっぷりはひと息で後方から。レースの中間辺りからポジションを押し上げ、縮まってきた隊列の外目を追走。4コーナーでは大外をまわり、1番人気ゲハイムヴァッフェの外から鋭く伸びて一気に抜け出す。内の2着馬も渋太く粘り、後方から3着馬が急追してきたが、凌ぎ切った。勝ちタイムは1:37.1(良)。

2着にはクビ差で3番人気・パルクデラモール(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)、3着には半馬身差で7番人気・レッドラフェスタ(牝3、美浦・二ノ宮厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたゲハイムヴァッフェ(牡3、美浦・伊藤大厩舎)は9着に敗れた。

勝ったエピックスターの近親には15~16年ヴィクトリアマイル(G1)、15年スプリンターズS(G1)を勝利したストレイトガールがいる。ロードカナロア産駒はシンザン記念(G3)でアーモンドアイが産駒重賞初勝利を挙げるなど、初年度から快進撃が続いている。馬主は子安裕樹氏、生産者は平取町の清水牧場。馬名の意味由来は「叙事詩+星」。

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1着 エピックスター(柴田善騎手)
「能力だけで勝ちましたね。まだまだ教えていくことがたくさんあります」

2着 パルクデラモール(木幡初騎手)
「ゲート練習のときと同じように一歩目は驚くような仕草を見せましたが、二の脚が速くて良いポジションにつけられました。道中はリズム良く運べましたし、コントロールもきいてセンスの良い走りをします。スムーズに競馬が出来ましたが、今日は相手が強かったですね。それでも中山マイルの大外枠と、新馬戦としては厳しい状況のなかよく頑張ってくれました」

3着 レッドラフェスタ(野中騎手)
「スタートしてから突っ張るような感じがあって最初はコーナーでも内を見ていましたし、外々を回って気分良く走らせました。稽古の動きが良くて期待していましたし、今日も最後はよく伸びてくれました。使ってテンションが上がらなければ良いと思います」

4着 ソルファ(三浦騎手)
「競馬場にきてからの雰囲気も良かったですし、ゲートもしっかり出てくれました。大トビなので中山はどうかと思っていましたが、自分で形を作って最後までよく踏ん張ってくれました。体の後ろの方に力が付いてくれば更に良いと思います」

5着 ラグビーガール(横山和騎手)
「よく頑張ってくれました。まだトモが強くないのでゲートはそれほど出ないと思っていましたし、終いに脚を使えるような競馬をしました。途中で前が詰まるような感じになりましたが、逆に脚が溜まって良い伸びを見せてくれました。初戦から良い内容の競馬が出来ましたし、チャンスがある馬です」

9着 ゲハイムヴァッフェ(戸崎圭騎手)
「まだ体に緩さがありますね。調教でウッドチップで走ったときは良かったですけど、実戦の芝で体の緩さを感じました」

  • エピックスター
  • (牡3、美浦・田村厩舎)
  • 父:ロードカナロア
  • 母:ラッキーレディ
  • 母父:ネオユニヴァース

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