【共同通信杯】終い切れて11.7秒グレイル 左回りで反撃ブラゾンダムール

グレイル

終い一気に弾けたグレイル

7日、共同通信杯(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

●前走、京都2歳S1着のグレイル(牡3、栗東・野中厩舎)は、武豊騎手を背にCWコースで終い強めに追われ、5F65.4-50.5-36.7-11.7秒をマークした。

【野中賢二調教師のコメント】
「けさは前半の2Fをゆっくり入って、後半3Fでスピードを調整しながら走らせてもらった。折り合いもついてたし、動きも良かったね。一戦ごとに走りのバランスが改善させているし、徐々に良くなっているよ。京都の内回りより、直線が長く、広い東京コースの方がレースはしやすいはず。ダービーの前に試しておきたかったところもあるしね。現状の状態でどんな競馬ができるか」

●前走、黄菊賞10着のブラゾンダムール(牡3、栗東・松永幹厩舎)は、助手を背にCWコースで終い強めに追われ、6F86.7-69.3-54.2-39.9-12.3秒をマークした。

【松永幹夫調教師のコメント】
「前走はレース前からイレ込んでいたし、外へ張って競馬にならなかった。そういったことを踏まえながら調整しています。今のところは落ち着いているし、調教の動きも良かった。この状態でレースに臨みたいね。東京は新馬勝ちしてるし、左回りはいいと思う」