【京都牝馬S】再びベテランの手腕が冴え渡ってミスパンテールが重賞2連勝!

ミスパンテール

2月17日(土)、2回京都7日目11Rで第53回京都牝馬ステークス(G3)(芝1400m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の1番人気・ミスパンテール(牝4、栗東・昆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.0(良)。

2着には半馬身差で4番人気・デアレガーロ(牝4、美浦・大竹厩舎)、3着にはクビ差で5番人気・エスティタート(牝5、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。

人気の一角を占める昨年2着のワンスインナムーン、重賞2勝のソルヴェイグがレースを引っ張る。1番人気のミスパンテールは馬群のちょうど真ん中、それを見る形でエスティタートが続き、直後に付けるデアレガーロは池添騎手が懸命になだめながら追走。
淡々とした流れで馬群はほぼひと塊。ワンスインナムーンが11頭を従えて直線に入るが、伸びはひと息。外から先にエスティタートが抜け出すも、満を持して追い出したミスパンテールがジリジリと差を詰め、併せ馬の形で伸びてきたデアレガーロ、更に内からエンジェルフェイスも伸びて4頭の攻防。最後にグイッとひと伸びしたミスパンテールがトップでゴール。前走のターコイズSに続いて、ベテランの巧みな手腕が光った。

勝ったミスパンテールは、昨年10月の清水Sから上昇一途の3連勝。昨春も休み明け、キャリア2戦目のチューリップ賞で2着に入る素材の良さを見せたものの、桜花賞16着、オークス10着とG1では不発。今後はヴィクトリアマイルが目標となるだろうが、この連勝で堂々と主役争いに名乗り出た。
馬主は寺田千代乃氏、生産者は日高町の三城牧場。馬名の意味由来は「女性+豹(仏)。女豹」。

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  • ミスパンテール
  • (牝4、栗東・昆厩舎)
  • 父:ダイワメジャー
  • 母:エールドクラージュ
  • 母父:シンボリクリスエス
  • 通算成績:8戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 18年京都牝馬S(G3)
  • 17年ターコイズS(G3)

ミスパンテール
ミスパンテール

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