【中山記念】中山巧者ウインブライトが差し切り!G1馬最先着は2着アエロリット

ウインブライト

2月25日(日)、2回中山2日目11Rで第92回中山記念(G2)(芝1800m)が行なわれ、松岡正海騎手騎乗の2番人気・ウインブライト(牡4、美浦・畠山吉厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.6(良)。

2着にはクビ差で5番人気・アエロリット(牝4、美浦・菊沢厩舎)、3着にはアタマ差で6番人気・マルターズアポジー(牡6、美浦・堀井厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたペルシアンナイト(牡4、栗東・池江寿厩舎)は5着に敗れた。

過去に一度もハナを譲ったことのないマルターズアポジーがここも逃げる。ぐんぐんと飛ばして、これに少し離れて付いていくのがアエロリット。更に大きく離れたところにディサイファ、また間隔をあけてウインブライト、サクラアンプルール、マイネルハニー、後方集団にヴィブロス、マイネルサージュ、ペルシアンナイト、ショウナンバッハが並ぶ。
前半1000mが59.2秒と速く、かなりの縦長となり、後続の馬にとっては動き出すのが難しそうな展開。4コーナーにかけて徐々に差が詰まり、直線勝負。4角では手応えよく3番手に位置していたウインブライトがアエロリット、マルターズアポジーに並びかけ激しい追い比べ。マルターズアポジーも最後まで踏ん張り、アエロリットも差し返してきたが、急坂を上がったところでウインブライトが抜け出した。

勝ったウインブライトの全姉は現在18戦全てで松岡騎手が騎乗し、15年阪神JF(G1)と新潟2歳S(G3)で2着があるウインファビラス。畠山吉宏厩舎にとっても縁のある血統。
馬主は株式会社ウイン、生産者は新冠町のコスモヴューファーム。馬名の意味由来は「冠名+輝かしい」。

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【松岡正海騎手のコメント】
「スタート良く、いい位置が取れました。折り合いは完璧でしたし、アエロリットを捕まえる競馬をしました。デキも良く、自信を持って乗りました。東京がダメとは思いませんが、中山はいいですね。この馬でG1を獲れるよう頑張りたいです」

  • ウインブライト
  • (牡4、美浦・畠山吉厩舎)
  • 父:ステイゴールド
  • 母:サマーエタニティ
  • 母父:アドマイヤコジーン
  • 通算成績:12戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 18年中山記念(G2)
  • 17年スプリングS(G2)
  • 17年福島記念(G3)

ウインブライト
ウインブライト

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