【NHKマイルC】波乱の主役は前走の負け方がカギ!? 出るか今年も100万馬券!

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昨年このレースを勝ったパンジャタワー

昨年このレースを勝ったパンジャタワー


3歳マイル王決定戦のNHKマイルカップ(G1、東京芝1600m)は1番人気受難のレース。

過去10年、1番人気は[1-2-1-6]。昨年はアドマイヤズームが14着に沈み、勝ったパンジャタワーは9番人気。3着には12番人気のチェルビアットが飛び込んで、3連単は150万5950円の大波乱となりました。

まだまだ戦歴が浅い3歳馬同士の一戦、更に牝馬は桜花賞まで牡馬とは別路線を歩んでいることも多く、能力の比較が難しい一面もあります。

ではNHKマイルCで激走しそうな穴馬を絞り込んで行きましょう。前走クラス別成績を見ると、過去10年の1~3着馬30頭のうち29頭が「前走重賞組」。残る1頭も前走オープン特別からで、前走で条件クラスを走っていた馬は1頭も馬券に絡んでいません。

▼前走重賞組(過去10年)
[10-9-10-138]

ただし、19年には桜花賞馬グランアレグリアが5着に敗れていますが、古馬になって5つのG1を積み上げる名牝であっても、3歳マイル王決定戦での連勝は難しく、前走・重賞勝ち馬の成績は[1-0-1-28]。これも予想を難しくしています。

人気になりやすい前走・重賞勝ち馬の成績が良くない。すなわち、人気の盲点が馬券に絡むことが多くなり、馬券対象の半数を超える16頭が6番人気以下という数字も頷けますね。

少し前置きが長くなってしまいましたが、では、どんな穴馬が馬券になっているのか?ここで気になる数字が浮かび上がってきました。6番人気以下で馬券になった馬で「前走重賞で0.1~0.2秒で負けた馬」を見てみましょう。

前走重賞で0.1~0.2秒負け
[2-2-3-13]複勝率38.1%
※6番人気以下の馬

重賞と言えど、レース経験の少ない3歳馬同士の一戦。敗れていてもコンマ1~2秒差というのは、十分逆転が可能な着差。また、NHKマイルC本番にて人気はなくとも、再び上位に来ている馬が多いことも浮かび上がります。

そして!これは驚いたのですが、馬券に絡んだ7頭のうち、6頭が関西馬だったのです。

16年12人3着 レインボーライン(栗・浅見秀一厩舎)
17年6人3着 ボンセルヴィーソ(栗・池添学厩舎)
18年9人3着 レッドヴェイロン(栗・石坂正厩舎)
19年14人2着 ケイデンスコール(栗・安田隆行厩舎)
20年9人1着 ラウダシオン(栗・斉藤崇史厩舎)
23年8人2着 ウンブライル(美・木村哲也厩舎)※関東馬
25年9人1着 パンジャタワー(栗・橋口慎介厩舎)

NHKマイルCは東京競馬場で行われるレース。ゴールデンウイークと重なることも多く、一見、輸送のダメージが少なそうな関東馬が有利に見えるのですが、実際は関西馬が波乱の片棒を担いでいます。

今年、「前走重賞で0.1~0.2秒負け」に該当するのは、フクチャンショウ、ユウファラオ、ローベルクランツの3頭。この中で関西馬は前走・チャーチルダウンズCで0.1秒差2着だったユウファラオ1頭。

ここまで既に10戦のキャリアがある叩き上げ。前走・チャーチルダウンズCはシンガリ人気での大激走でしたが、元々オープンで複数の好走歴がある実力馬。再び大穴の使者となるか大注目です!