【金鯱賞】スワーヴリチャードがサトノ2騎を抑えV!ノブレス2着、ダイヤモンドは3着

スワーヴリチャード

3月11日(日)、2回中京2日目11Rで第54回金鯱賞(G2)(芝2000m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・スワーヴリチャード(牡4、栗東・庄野厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.6(稍重)。

2着には半馬身差で8番人気・サトノノブレス(牡8、栗東・池江寿厩舎)、3着には1馬身差で2番人気・サトノダイヤモンド(牡5、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

レースを引っ張ったのはサトノノブレス。ダッシングブレイズ、ヤマカツエースが続いて向こう正面へ。スワーヴリチャードはその後ろでM.デムーロ騎手が懸命になだめながら追走するが、逃げるサトノノブレスの外にまでポジションを上げる。サトノダイヤモンドはマイペースでちょうど中団。ゆったりとした流れで再びサトノノブレスがリードを広げて直線へ。
逃げ込みを図るサトノノブレスにスワーヴリチャードがジリジリと接近。しかし、余力十分のサトノノブレスも簡単には止まらない。サトノダイヤモンドは反応がひと息で残り200mでまだ5~6番手。前2頭の叩き合いはゴール寸前でスワーヴリチャードがサトノノブレスをねじ伏せてゴール。サトノダイヤモンドは最後に“らしさ”を見せたものの3着までだった。

勝ったスワーヴリチャードは、単勝オッズ1.6倍の圧倒的な1番人気に応えて重賞3勝目。有馬記念では直線で不利もあり、古馬の牙城を崩すことが出来なかったが、ひと息入れてパワーアップした今回は実績に勝るサトノダイヤモンド、絶妙な逃げを打ったサトノノブレスをねじ伏せての快勝。折り合い面の課題は残すものの、悲願のG1タイトルへ大きく前進した。
馬主は株式会社NICKS、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

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  • スワーヴリチャード
  • (牡4、栗東・庄野厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:ピラミマ
  • 母父:Unbridled’s Song
  • 通算成績:9戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 18年金鯱賞(G2)
  • 17年アルゼンチン共和国杯(G2)
  • 17年共同通信杯(G3)

スワーヴリチャード
スワーヴリチャード
スワーヴリチャード
スワーヴリチャード

庄野靖志調教師も会心の笑顔

スワーヴリチャード

俳優のモロ師岡さんがプレゼンターを務めた

サトノダイヤモンド

サトノダイヤモンドは復活ならず3着


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