【阪神大賞典】レインボーラインがG1で揉まれた底力で重賞2勝目!クリンチャーは3着

レインボーライン

3月18日(日)、1回阪神8日目11Rで第66回阪神大賞典(G2)(芝3000m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の3番人気・レインボーライン(牡5、栗東・浅見厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:03.6(良)。

2着には1馬身1/4差で4番人気・サトノクロニクル(牡4、栗東・池江寿厩舎)、3着には1馬身半差で1番人気・クリンチャー(牡4、栗東・宮本厩舎)が続いて入線した。

ヤマカツライデンが積極的にレースを引っ張り、少頭数の長距離戦としては速いペースで逃げる。人気のクリンチャーは1周目にやや行きたがるところを見せるも、スタンド前では折り合って好位を追走。馬群は縦長となり、クリンチャーは4番手、レインボーライン、サトノクロニクルは中団やや後方、アルバートは後方2番手から終いにかける。
逃げたヤマカツライデンにムイトオブリガードが並びかけて最後の直線へ。内で懸命の粘りを見せるが、馬場の中央からレインボーラインが一気に突き抜けて先頭。ジリジリとクリンチャー、サトノクロニクル、アルバートらも脚を伸ばすが、勢いの差は歴然でゆうゆうトップでゴールへ飛び込んだ。

勝ったレインボーラインは、勝利そのものが3歳時のアーリントンC以来となる重賞2勝目。長く勝利から見放されていたが、菊花賞2着や昨秋の天皇賞3着などG1でも度々好走。このレースは3番人気に甘んじたが、強敵相手に揉まれてきた底力をいかんなく発揮して、今後のG1戦線に弾みが付く大きな1勝を挙げた。
馬主は三田昌宏氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「虹の道」。

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  • レインボーライン
  • (牡5、栗東・浅見厩舎)
  • 父:ステイゴールド
  • 母:レーゲンボーゲン
  • 母父:フレンチデピュティ
  • 通算成績:21戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 18年阪神大賞典(G2)
  • 16年アーリントンC(G3)

レインボーライン
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